謎クリエイターの憂鬱。
こんばんは、RiddleTimezはしもとです。
謎を制作するってどんなイメージでしょうか?「楽しそう」「頭が良さそう」「大変そう」・・・色々言われます。
どんな仕事も大変でみんな頑張っている、のは前提だと思いますので仕事の辛さを並べるというより「職業病」みたいなことを話していきますね!
他のクリエイターは知りませんが、謎クリエイターも葛藤や悩みや悲しいことも日常茶飯事です。そんなことに触れてもらえたらなぁと思ってnoteを書いていきます。
結論:謎「解き」が本当に好きなら制作サイドに回らないほうがいい。
謎解きが好きでこれから独立したいとかワクワクしている人にはごめんなさいな内容です。
純粋に「謎を解きたい」方にとってはあまりオススメしない職業です。もちろん好きなことを仕事にしているので、楽しんでやれていることもありますが職業病にかかってしまうこともたくさんあります・・・。
大きくは3つあるかな〜と思うのでまとめていきますね!
1 | 人の謎を楽しめない。
謎は好きなので、人の謎解きには常に接しています。ですが、やはりクリエイター目線が混じっているので本気で楽しめていないのかもしれません。
例えば、問題用紙を取ってみても紙の厚さや質にも気になってしまいます。それから、どれくらいのコストがかかっているのか、自分にも企画できる内容なのかとか・・・。
謎解きのお友達と一緒にS社の謎解きに参加したときは、クリエイターとして写真を取ったり、紙質を確認したり、感想を聞きまくったり、とかとか多分うざいだろうな〜って感じる時もあるので、一般のクラスタさんたちとも距離が開いてしまうこともあるのかもしれません・・・。
2 | プライベートも色々見ちゃう。
例えば商業施設に行ったとしたら、この場所でどんな謎を作ろうか、なんて目線で見てしまっています。
大体アルファベットが並んでいたら、切る場所によって何か単語ができないかな〜なんて考えてしまいます。笑
また、特徴的なお店の看板やオブジェがあったら大好物です。ここで小謎が2問は作れそうだな〜みたいなね。
それに合わせて、別事業で婚活イベントもしているので、飲食店に入るたびにどれくらいのキャパでイベントができるのか全体の席数を見積もったりしています。(→これは今回には関係ないただの余談です・・・。)
普通の人からしたら変な人でしょうねぇ。
3 | 自己固定感が低くなる。
これはクリエイターとして避けては通れないことでしょうね。自分よりもすごい謎に出会ったり、クリエイターさんに会ったりすると悲しくなります。
例えば、名古屋で開催されていた鉄道の謎解きに、一緒に謎を作っている会社さんのクリエイターさんたちと一緒に参加した時のことです。
ゲーム中に出てきたアイテムが目から鱗でみんなで絶句したことを今でも思い出します。
クリエイターは、制作コストとも闘っていますので、低単価で新しいアイテム(ギミック)を見たら「やられた〜」「なんでそれを思いつかなかったんだろう」って打ちひしがれます。
それをバネにできる人はいいかもしれませんが、割と凹むことも日常茶飯事です。
これは、謎クリエイターだけではなく、クリエイター全体な話もしますが、やはり制作している人間ってことでこれは覚悟しないといけないことだと思います。
次は明るい話をしますね!
10月のはしもとはテンションが下がっています。それは、スピード制作という自分の武器に自信がなくなったからです。
(最近は、どんな案件にもクオリティを求めすぎているせいなのですが)
だから、少し暗い話をしてしまいましたが、「楽しい」ことももちろんあります。じゃないと謎を作って食べ続けることはできませんからね。
次回は「やりがい」とか明るい話題をしますね!
楽しみにしていてください。最後までありがとうございました!!