アールグレイとは?実は茶葉の名前じゃなかった!?
こんちには紅茶好きアラサー女子ricoです。
周りの友人や職場の方に「紅茶好き!」として明言しているのでプレゼントとしてよくいただくのがアールグレイ
すっきりとした香りが鼻腔を抜ける大好きなお茶です。
今日はそんなアールグレイについておしゃべりしましょう。
1.アールグレイとは?
そんなアールグレイはダージリンやアッサム、などのように
茶葉の種類のひとつと思っている方が多いのではないでしょうか?
実はアールグレイはベルガモットの果実を香り付けしたフレーバーティーのことなのです!
2.紅茶メーカーによって味が違う?
ベースになっている茶葉はセイロンティーだったりダージリンだったり、様々。紅茶メーカーによって異なるので違いを楽しむのもまた一興。
ではなんでレモンティーやアップルティーのようにベルガモットティーという名前にならなかったのか、気になりますよね。
3.アールグレイの由来
アールグレイの歴史を遡ってみましょう。
諸説①
アールグレイの由来は諸説ありますが、その一つの諸説として、1830年代、第二代グレイ伯爵が英国首相在任中(1830-34)、中国へ派遣した外交使節団の一員が偶然、中国の官吏の命を救いました。
その官吏はグレイ伯爵が救ってくれたことに対して、感謝の気持ちとして、魅惑的な香りのする紅茶とそのレシピを首相へ贈りました。グレイ伯爵はその紅茶を大層気に入り、おかかえの茶商にもらったレシピを元に紅茶を作らせ、さらにそのブレンドした紅茶に自分の名前を付けたそうです。
諸説②
諸説①と少しだけ似ている部分もありますが、
19世紀の半ば、イギリスで海軍大臣をしていたグレイ伯爵に、中国から紅茶が届きました。それがアールグレイの元になった紅茶だと言われています。
その香りの良さ、なんとも言えないフルーツのような甘い香りに、伯爵はすっかり魅了され、出入りの茶商に手に入れるよう注文しました。茶商は福建省から届いた紅茶に、当時フランスで流行っていた、地中海のシチリア島で作られていたベルガモットという柑橘類のオイルで香りをつけ、ベルガモットフレーバーティーを作りました。紅茶は高貴な人の嗜好品です。そこで、これにグレイ伯爵の名前を頂いて、「アールグレイ」としたのです。
絶妙に違う点がありますが
どちらにも共通するのはグレイ伯爵が気に入ったという点と
「アールグレイ」は、アール(伯爵)グレイ(固有名詞)で「グレイ伯爵」という意味。
どちらの意味だとしても当時の庶民には真似ができない優雅なティータイムを想像して楽しくなりますね。
4.アールグレイが美味しいおすすめ紅茶ブランド
4-1.ムレスナティー
個人的に一番好きな紅茶ブランド「ムレスナティー」
鉄板のアールグレイも"ファイネストクオリティ"と言ってしまうくらいですからね…!
ユニークなパッケージと反してクオリティは本物!華やかな香りと苦味や渋みのほとんどない飲みやすいアールグレイです。
4-2.TWININGS(トワイニング)
スーパーマーケットでも手に入れやすいアマッドティー。
アールグレイに加えてレディグレイというブレンドが昔から好きでした。
爽やかなアールグレイにオレンジピールやレモンピールを加えたおしゃれなブレンドでお金があまりない学生時代、ちょっとリッチな気分になりたい時に楽しんでいました。
4-3.フォートナム&メイソン
なかなか買える場所は少ないですが、お茶感とアールグレイのフレーバーの共存が心地よいこっくり系のアールグレイ。
以前東京駅でお土産に買ってからしばらくハマっていました◎
気になるものがありましたら是非チェックしてみてください!
それでは今日も楽しいティータイムを♪