アイスティーの始まりはアメリカ!?
こんにちは、今日もティータイムしていますか?
紅茶好きアラサー女子のricoです。
梅雨がまだ明けていないにも関わらず30度越えの気温が続く今
猛烈に飲みたくなる「アイスティー」についておしゃべりしたいと思います。
アイスティーの発祥
アイスティーといえども紅茶だから発祥はイギリス?と思いがちですが実はアメリカ南部が発祥。
南北戦争(1861-1865)により北部から氷が届かなくなったことをきっかけに南部では早くから家庭などで冷蔵庫が普及しました。
贅沢なおもてなし品として好まれた、お茶にシャンパンなどのアルコールやジュースを加えた甘く冷たい「ティーパンチ」が飲まれるようになったのです。
1904年にアメリカで開かれたセントルイス万博が初めてのアイスティーと言われています。
東インドパビリオンでイギリス人のリチャード・ブレチンデンという茶商が熱い紅茶を宣伝していたのですが、7月の暑い折でなかなか人が来ませんでした。
そこで、ウォータータンクに冷やした紅茶を詰め、アイスティーを作って配ったところ、これが大人気となりました。
この一大イベントが、アイスティーの広まったきっかけとされています。
当時アイスティーが広まった歴史的背景として、この2つもあります。
砂糖が普及していたこと
冷蔵庫や製氷機など冷凍技術が発達していたこと
アメリカのアイスティーは甘いもの
アメリカ南部のレストランでアイスティーをオーダーすると、
あらかじめ砂糖がたっぷり入った甘い紅茶が出てきます。
南部では、アイスティー=スウィートティーなのです。
濃くいれた紅茶にグラニュー糖を加えた原液を水で薄め、氷を入れたグラスに注いで作るスウィートティーがアイスティーの普及に大きく影響しました。
アメリカの他にも甘いお茶がスタンダードという国はたくさん。
モロッコのミントティー
たっぷりのミントとたっぷりのミントを利用して使います。
台湾の「紅茶」
大体甘い烏龍茶が出てきますが、甘さと氷の量をカスタムできるショップも中にはありますのでご安心ください。
つい先日お茶を求めに台湾に旅行に行ってきました。
その時のお話もまた次週させていただけたらと思います。
それではまたおしゃべりしましょう。