箱根駅伝を沿道で見て、コーチングに思いを馳せる
年明けの世の中のメインイベントといえば、箱根駅伝だ。
1月3日、復路の日、少しだけ沿道で選手たちを見ることができた。
トップの選手たちには間に合わなかったけど、終盤の選手たちを見て、21人目までの走りを見届けた。
今回初めて知ったが、各選手の後ろにピッタリくっつく車があり、その車から監督らしき人の声かけが絶えず発せられていたのである。
実際には絶えず声かけできるわけではないと、この記事で知りましたが‥↓
監督らしき人たちはそれぞれこんな声を拡声器を通じてかける。
「ここまでの努力を思い出せ」
「前には4チームいるぞ」
今、コーチングを学んでいる私は、発せられる数々の言葉に興味を持つ。
本来コーチングは、コーチをする人が相手の話を聞くことに意識を向けるけれども、駅伝の場合、選手は決して言葉を発しない(多分)。
しかし監督は、選手の心の声を読み取り、今かけるべき言葉を選んで精一杯伝えているのだろう。
この言葉によって、選手たちの走りはどれくらい影響を受けるのだろう。
もし影響を受けたとしたら、それはどんな日頃の選手と監督の関係があって、どんな内容の言葉が響いたのだろう。
そんなことに思い巡らす観戦だった。