長女、インフルでセカンドスクール断念、そして母は大混乱

昨日の朝、夫が長女が39度の熱がある、インフルだ!!と叫びました。私はそのとき、熱があるからといってインフルだと決めつけるなんてロジカルではないと思い、次女を最寄り駅まで送って行き、午後に小児科に連れて行けばいいかなと思い、溜まっていた仕事を含め、ミーティングを3つしました。

夫が「オレは今日ミーティングがつまっているから小児科に連れて行けない。夕食はつくるから小児科に連れて行って」と言うので、それならと、小児科を探しておいてもらえるようにお願いしておいたので、ひと段落したあと夫からのメッセージをチェックしました。すると、「15件以上の小児科を調べたが、木曜日は休診が多いから無理。日赤くらいしかない。」とのこと。

「えーーー」

過去、夫が無理と言ってもあっさり解決したことが多々あったため、自分でも必死で調べてみました。確かに木曜日午後は休診のところが多かったのですが、隣の「○○市」と「小児科」で検索したところ、保育園のときに一度行ったことがある○○市の小児科は木曜午後も診察をしていました。診てもらえるか電話で確認したところ、「予約の方優先なので待っていただくかもしれませんが大丈夫ですよ」ということでした。

その小児科の診療時間は17:00までとのことでした。そのあと16:00-17:00の間、30人ほどが参加する大事な社内ミーティングのファシリテーターをすることになっていたのですが、あと1時間で何とか帰ってこれなくはない時間です。普段なら翌日に連れて行くという選択肢もありますが、翌日から、4泊5日のセカンドスクールに行くことになっていたので、翌朝熱が下がっていてもコロナやインフルでない証明がないと行けないと思い、急いで長女を連れて行くことにしました。16:00までに帰ってこれない可能性を考え、パソコン、スマートフォン、イヤホン、充電バッテリーも持って行きました。

そのときすでに時間は14:50。家を出る前に、長女を小児科に連れて行くため、ミーティングまでに家にたどり着けないかもしれないこと、その場合はiPhoneで参加するので資料の投影をしてほしいことをチームに伝えました。

小5、体重30Kgの長女を自転車の後ろに乗せ、10分ほどかけて小児科についたところ、看板には「SOMPO」とありました。

どういうこと??

検索すると、駅近くに移転したようでした。念のために電話して「以前併設の保育園があったところの道を挟んで向かい側」に移転したことを確認し、また自転車で5分爆走しました。

30Kgの長女を乗せて高架下をくぐって南口から北口の併設の保育園があったところに向かいました。ところが、着いたところには、以前とは別の名前の保育園が2つあるものの、小児科はありませんでした。

どういうこと?

慌てふためいて再度電話をしたところ、「地図は確認されましたか?」と冷たい反応をされ、それでも食い下がってよくよく聞いてみると、小児科は以前保育園があった北口ではなく、南口にあることが分かりました。再び高架下を潜って南口方面に行くと、高架下のトンネルを出てすぐのところのビルにピンクの文字で「○○小児科」と書かれている看板が見つかりました。

小児科の受付をし、16:00からミーティングがはじまるため、診察は長女だけでお願いしたいことを伝えました。16:00までには何とか終わりそうとのことだったので、待合室でさらにチームと段取りを調整しました。この時点で15:25。ありがたいことに、メンバーの1人が一部を除いてファシリテーションしましょうかと提案してくださったので、お願いすることにしました。

10分ほど待って診察室に入ると、先生が「いつから熱があるの」と長女に聞くと、「一昨日から」と長女がこたえました。

え、、、

そして、「お母さんに言ったの?」という先生の質問にうなづいていました。

え、、、聞いてないよ、、、

「昨日」でもなく「一昨日??」。つまり、火曜日ってこと??火曜日は私は飲み会で午後から不在だったけれど、夜、私が帰ってきたとき、眠れないといって起きてきて、そのときは熱があるとか言ってなかったよね。水曜日も、夜、オンライン授業を元気そうに受けてたよね。確かに、水曜日の朝は「咳が出るから学校休みたい」とは言ってたけど、熱があるとは言わなかったよね。

「これが、仕事が忙しくて子どものことを気にかけない親って一般的に言われているやつねー」「案外簡単にそうなるのねー」と幽体離脱をして考えました。「気にかけない」のレベルはいろいろだと思いますが。

そして、先生がインフルとコロナ用の検査用の綿棒を鼻につっこみ、検査結果が出るまで、一旦、待合室で待つように指示されました。

結果は、インフルエンザAでした。

いつから学校に行ってよいかの紙を先生から渡され、説明を受けたあと、「仕事が忙しいのはわかるけど、しっかりみてあげてくださいね」「場合によっては脳炎になることもありますよ」と怒られました。

診察を終えて診察券をもらった時点で15:55。16:15くらいからファシリテーションできる旨をチームに伝え、iphoneでミーティングの様子を聞きながら再び自転車で爆走しました。

何とかミーティングを終えたあと夫と次女にインフルだったことを話すと、夫は、来週大事な見込み客との打ち合わせがあるのにどうするんだ!何で熱があることを言わないんだ!オレの会社を倒産させるつもりか!と怒鳴り、次女は長女がセカンドスクールに行っている間、ママとのふたりだけの時間を楽しもうと思っていたのにそれが果たせないと泣きました。。。なかなか想定外の家族です。

その後、処方してもらった薬をもらいに薬局に行き、薬剤師の方にすばらしいインストラクションをしていただいて無事イナビルを吸入することができました。

ひと段落して夫がつくったしょうが焼きを食べている間も、午後、いろいろなことがジェットコースター過ぎて興奮していたので、クールダウンしたくて、次女と近くのコンビニまでアイスを買いに行く夜のお散歩に行くことにしました。

次女と15分ほど歩いてコンビニについてお金を払おうとしたところ、お財布もスマホもないことに気づきました。アイスとジュースを泣く泣く断念し、帰宅後、ママがお財布をもって自転車で最寄りのコンビニに行き、アイスとジュースを買うということで次女に納得してもらいました。

家に向かってとぼとぼ歩いている間に次女の機嫌がますます悪くなったので、翌日のお弁当にちくわきゅうりを入れる交渉をし、ヨーカドーにちくわ、きゅうり、アイス、ジュースを買いに行くことに変更しました。そして、帰宅後、なぜか次女が自転車の後部座席にちゃっかり座っていたのでそのまま一緒に自転車でヨーカドーに。

ひととおりお買い物をしてレジにつくと、、、またお財布がないことに気がつきました。確かに、帰宅後、玄関に入らなかった。。。

散々な1日でした。

今朝、次女に「ママ、昨日は壊れてたね」と言われたので、「壊れても何とかなるってことがわかった?」と言っておきました。散々な1日を通して、人は大混乱すること、大混乱しても何とかなることを、次女に体験してもらえたのであれば嬉しいです。