眠りにつく前に
小学2年生になる次女は、今年度一度も自分の教室に行けていない。1年生の後半から教室に入るのが辛くなってしまい、それから校長室ですごしたり、学習室という少人数の部屋ですごしたり。
教室に入れなくなってしまい、学校にも行きたくないとなったとき、親子ともども「絶望」という感じだった。娘や先生と対話をくりかえし、心のケアをしてくれるところに通うようになり、今はとても穏やかな気持で、みずから学校に通えている。
学校に行ける行けないに関わらず、夜、寝る前に娘とおしゃべりする時間が大切なものになっている。「自分の部屋がほしい」と言った娘は1年生でしっかり自分の城を手に入れたけれど、やはり寝るときは寂しくなっていた。2年生も終わりに近づいた今は結構1人で寝られる日が多くなった。
でも時々私のほうがさみしくなって、一緒にベッドに入るときがある。昼間は話せなかった話も、不思議とベッドの中では話せたりする。「○○ちゃんと絵を描いて遊んだよ」「youtubeで好きな音楽見つけたよ」他愛もない話をする。時々「こんなことがあって傷ついた」といった本音がポロッと出ることも。
寝る前のこころおだやかな大事な時間。
(2021.2.26記)
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