悲しかったことが、笑い話になったなら
小学5年生の次女が、ある日突然に年長の頃の出来事を私に打ち明けてくれた。年中の頃、彼女は仲の良い友達との離れ離れになり、担任の先生が合わなかったこともあって、幼稚園に行き渋っていた。年長に進んでもなかなかクラスに馴染むことができず、その中での夏のお泊り保育が彼女にとって特に印象深いものだった。
彼女は当時、友達と一緒に寝ることを望んでいたが、実際には今まで彼女の口からは名前が出たことがないような男の子の横で、しかも敷布団がない場所に掛け布団を敷いて寝たという。それを聞いて、