約1年ぶりの空港で、心がザワザワした話
今日、すごく久しぶりにホノルル空港(ダニエル K イノウエ国際空港、か。未だに慣れないわ)へ向かいました。日本から来ていた友人を送っていったのですが、たぶん最後に来たのが昨年3月頭の仕事だったから、1年ぶり。まるっと1年以上空港に来ないなんて、たぶん今までなかったことです。
余裕を持って出かけたら思ったより早めに空港に着いちゃったので、一旦空港近くのスタバへ立ち寄ってみました。このスタバ、コロナ禍となる前は取材だったり日本からの撮影隊のお迎えだったり、しょっちゅう来ていた場所。タレントさんなどが到着するまでの待機場所としても最高で本当にお世話になったお店なのですが、今は店内で座ることはできません。テーブルも椅子も片付けられちゃっていて、ガラーンとしていました。
アクリル板できっちり仕切られた店内で、アイスソイラテをテイクアウト(ちなみに、チャイラテの気分満々で行ったのにチャイが品切れと言われた…悲しい)。お店の外のテーブルも、座っていいのかどうかちょっとわからず、ちょいとうろうろした後、仕方なく車の中でコーヒータイムとなりました。
仕事でハワイへ来ていた友人は、日本から来るときもPCR検査をしてきたし、帰国前にもまた検査をして陰性証明を持っています。飛行機に乗って日本へ帰ったら、到着時にまたPCR検査をし、さらに14日間の自己隔離(健康観察期間っていうんですっけ?)が待っています。すべて承知の上とはいえ、なかなか大変ですよね。
パソコンとWi-Fiがあれば仕事できる、というスタイルの彼女だから、何とか行き来できてるんだろうけれど、やっぱりまだ日本から「観光旅行」でハワイへ来るのは相当ハードル高いんだなあ。もちろん、私たちが日本へ里帰りするのも同じくですが(涙)。
あの忙しかった日々が思い出されて、遠い目……
なんだか、あの忙しかった日々が順不同に思い出されて、なんとも不思議な感覚になっちゃいました。自分自身があのゲートをくぐって飛行機に乗るのは、一体いつのことなんだろう……。パーキングの青空にはためく「ハワイ州旗」にも、いろいろ心が揺れたりして。
時間になったので、車を出発ゲートへ。今回はここで彼女をドロップオフするという状態だったので、空港の中には足を踏み入れなかったのですが、想像以上に出発ゲート辺りに車が出入りしていてちょっとびっくりでした。
まあ、アメリカ本土からの旅行者が毎日相当な数ハワイへ訪れているということなので、そりゃそうか…っていう感じですけどね。どれくらい混んでるんだろう。とはいえたぶん、日本行きの飛行機は静かなんだろうな。
そろそろ旅に出たい。まだその時じゃないのはわかってるけど
ああ、どこかに旅行に行きたいなあ。仕事でもプライベートでも、そろそろ旅に出たいよ。空港という場所に来てしまって、久々に心がざわざわしてしまった感じ。こういう気持ち、忘れかけてたのに。
だって、島国であるハワイ(オアフ島)にとって、国際空港ってやつは、この島と外の世界をつなぐ最大の「出入り口」ですからね。彼女を見送った後のH1フリーウェイ、いろんなことが浮かんでは消える複雑な気持ちをおさえながら、ひとり帰ってきました。