「私と転職活動」心変わり⑨異業種の応募。結果待ちまでのシュミュレーションで働き方のレパートリーが増える。

いろんな働き方で暮らしをシミュレーションするにも、その働き方は、自分の知識の中から選ばれます。自分の知っていることの外側は、もっと広いです。


希望職種の求人に、良い展開を想像できなくなった時のこと。それなら、いっそのこと未知の職種に進出してみようと、新規事業所の営業の求人に応募してみました。職種をがらりと変えると、勤務時間をはじめとした就業条件も、がらりと変わります。結果待ちまでの間は、「もし通勤することになったら」と生活パターンをイメージしたり、それに伴う不都合を探してみては乗り切る方法も考えます。もう、行くこと前提モードです。


勤務時間が、だいたい決まっている工場での求人を探してきたので、描いてきた今後の生活パターンは応募先に関わらず一色単でした。異業種に応募することで、そこに想像できる全く違う生活パターンが加わり、それぞれの良いところと、そうでないところを、リアルに比べることができました。また、発見もあります。


「自分では、これを良いと思っていたけれど、こんなのも悪くないな。いや、それどころか、いいな。」と、知ることで選択肢が広がります。「自分が希望していること」について良く考えるきっかけにもなりました。「実は希望していた」という自分でも気づいていない思いも顔を出し、それは、働き方と繋がっている自分の暮らし方にも、目を向けさせてくれるのでした。

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