歌手?シンガー?ボーカル?それとも…
ボーカルとボーカリストの意味は同じ…なんだけどさ
歌う自分を名乗るとき、「ボーカル」というとしっくりくる。
私はこれまでバンド活動がメインで、バンドの中でボーカル担当だから、自分はボーカルだと思っている。
ところが「ボーカリスト」と言うと、なぜか一気に恐れ多くなって敷居が高くなる。
どちらも同じ意味だと思うが、ボーカリストのほうが応用領域が幅広いプロフェッショナル感が増す気がするのだ。完全に個人の印象だけど。
「いやいやRickyさんよ、あんたインスタのアカウントに「Vocalist」って入っとるやんけ!」と思われたあなた、よく見てますね。さては私のファンですね。嬉
これはですね。自分を鼓舞するためにあえて付けました。
これ、ってヒゲじゃないですよ。
「Vocalist」のことですよ。
「Vocalist」って書いただけの歌が歌える状態にしときなさいねー自分、っていう。
「歌手」は歌う人の総称なのに敷居が高く感じる
歌う人の呼び方はさまざまある。シンガーとか、声楽家とか……
その総称は、歌手だ。たぶん。
総称のはずなのに、私の中では「歌手」もなかなか敷居が高い。
小さい頃に……
あ、今も小さいか。(身長152㎝ちょい)
やり直し。
子どもの頃に私が認識した歌手は、上手いのその先に、圧倒的な歌唱能力を持っていたし、今もそう思う。
また、歌手とバンドのボーカルとでは、歌の届け方にも違いがある気がする。
これまた完全なる個人の印象だが、バンドのボーカル、とくにロックやメタルのボーカルって、「俺を見ろ!俺の歌を聴け!」マインドが強いくらいでちょうどいい感じがする。
(私にはこれが足りないのが課題だ)
一方で、私が思う歌手は、「俺を見ろ」マインドを前面に出すというより、場やシチュエーションに合わせ、その場を心地よくしたり、感動する歌を届けるスキル、つまり、求められる歌に応えるスキルがすごく高いし、そうでなければ飲み屋とかショッピングモールなど音楽会場以外での営業活動や、ディナーショーができないと思う。歌職人って感じかな。
(私はこのほうがやりやすいが歌唱力が追いつかない)
……じゃあ、シンガーは私的にはどんな歌い手だ?
歌手とシンガーも同じ…なんだけどさ
シンガーも歌手のことだが、私の中の肩書き的な「シンガー」は、一つの居場所ややり方に固執せず、幅広い編成や会場で、自分の名前で勝負している歌い手のイメージがある。
私が思う肩書きが「歌手」の人と同じで、バンドやユニット名ではなく、個人名がブランドだ。
例えば、シンガーがバンドを組んでも◯◯(シンガー名)&バックバンドになる感じ。
シンガーは歌手より個性の押し出しが強い感じもする。歌手は求めに合わせて歌うのが得意だけど、シンガーは個性を買ってくれる場所で歌う感じ。
もうほんとに、ぜんぶ私の勝手なイメージなんだけど。
じゃあ、自分は何?
結局、Rickyの肩書は…
このように、それぞれの肩書に私流の理屈はある。
じゃあ自分はどこにあてはまるの?
って思うと、やっぱりボーカルだな。バンドのボーカル。
だけど、ここ3年くらい、バンド以外でも歌う場所を広げていてね。ソロ活動もしたいんだよね。
と思って、アカウントに「Vocalist」とかつけちゃって、自分に気合いを入れたのだ。
どちらかというと、歌をじっくり聴かせるライブよりステージングで魅せるほうが得意だけど、じゃあ肩書きはステージパフォーマーかというと、それはそれで世のパフォーマー職の足元のホコリの先っちょにも及ばんから名乗れない。
造語にする?
17ライバーに習って、ショアー(show er)?
いや、これじゃシャワーじゃん。却下。
もうこれは、屁理屈言ってる暇があったら、ボーカルでもボーカリストでも、敷居をひょいと乗り越える歌い手になるしかないってことね。
はい。
頑張ります。