ソニー銀行に1000万円預けると異次元の待遇になる「ClubS」とは
いきなりだが、私がソニー銀行を愛してやまない理由は3つある
・マイル付き外貨定期預金がある
・投資信託の取り揃えが多い(銀行にしては)
・あからさまに金持ちを優遇する
今日は3つ目の金持ち優遇について解説をしたい。
知る人ぞ知るソニー銀行の「ClubS」である。
「ClubS」とは
簡単に言うと「お金を預ければ預けるほど待遇を良くする」というプログラムである。
「お金」と言っても普通預金ではダメで「投資信託」「外貨預金」の合計額が対象となり、月末の残高で判定し翌々月の「会員ランク」が決定される。
会員ランクの条件と待遇は公式サイトの表をご覧いただくのが早い。
各ステージの条件
会員ごとの待遇一覧
諸条件をクリアしていくことで「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」とステージが上がり、振込手数料無料の回数や為替手数料、定期預金金利に至るまでアップしていくのが分かるだろう。
最強の待遇「プラチナランク」
そして最終ステージである「プラチナ」に到達する条件は非常にシンプルで
投資信託+外貨預金の残高が1,000万円以上
である。
それにより受けられる待遇はいろいろと書いてあるが、最も重要なのは次の2つだろう。
デビットカードのキャッシュバック率2%
表の最上段に燦然と輝く「Sony Bank WALLETキャッシュバック率 2.0%(1.5%上乗せ)」の文字。
これはソニー銀行のデビットカードのキャッシュバック率が2%という異次元の還元率になるという意味である。
現代におけるクレジットカードの還元率のベースは1%、ということを踏まえると無料のカードで還元率がポイントではなく現金で2%というのは狂気の沙汰である。
これだけで1000万円の投資信託or外貨預金をソニー銀行に預ける価値がある。
注意点として(私がそうなのだが)ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET」はノーマルと「ANAマイレージクラブ」の2種類が選択できるのだが、後者の「ANAマイレージクラブ」はこのキャッシュバックの対象外である。
この場合現金ではなくマイルで還元されるのだがこの「上乗せ」の対象外となり通常通りの「0.5%還元」にとどまってしまっているのが残念である。
それを捨ててでも私はANAマイレージクラブのメリットを感じているのでそちらを選択しているが多くの人にとってはノーマルのデビットカードで2%のキャッシュバックを受けたほうがお得だろう。
為替コスト(米ドルで4銭)
当たり前であるが外貨預金を取引したり海外でATMを利用した際には為替手数料がかかる。
もともとソニー銀行はこの外貨取引に非常に強みのある銀行でありベースの手数料「米ドル15銭」自体がお得な水準であるのだが「プラチナ」になるとこの為替手数料がさらに安くなり「4銭」と異次元の水準に達する。
100ドルあたり4円というほぼ無いような手数料水準となるので、外貨を頻繁に取引したり海外でATMからお金をおろしたりする人にとっては非常に魅力的な優遇となる。
マイル付き外貨預金とのコンビで最強銀行に
このClusS以外にもソニー銀行には「マイル付き外貨預金」というマイラーには最強の外貨預金もある。
※このサービスについては別の記事でしっかり解説している。
加えて、外貨預金か投資信託を合計で1000万円以上預けているだけで毎月400マイルが入ってくるという「不労マイル所得」のおまけつきである。
各証券会社も様々なサービスを展開しているので現代においては「最強」の金融機関というよりもライフスタイルを考慮した「最適」な金融機関を選ぶ必要があるが、1000万円以上の投資信託、外貨預金を保有しANAマイルを頻繁に使う私にとってはソニー銀行に預けてVIP待遇を受けるのが今のところ「最適」ということで愛用している。
皆さんの金融機関選びの参考になれば幸いだ。
サポートいただいた場合は全額クリエイターとしての活動費に利用させていただきます。