見出し画像

自分が必要なさそうな会議を全部欠席してみたらちょっとだけ怒られた話

コロナをきっかけとした「Web会議」の普及で、圧倒的に会議の効率化は進み、対面による移動の手間の削減や会議時間の短縮につながっている。

とはいえ、依然として生産性が叫ばれる現代においても「無駄な会議」の存在自体が多いのは大なり小なりどこの会社も一緒かもしれない。
別の記事で生産性を上げるテクニックについては語っているが、こと他者が主催する会議に関しては
「この会議、意味あります?」
などと提案するのも簡単ではないことも多い。

ということで平和的に自分が参加する必要のなさそうな会議に呼ばれた場合の最善の策としては
うやむやにしてどさくさに欠席する
が正解だと私は思っている。

ここでは実際にそんなふうに会議をスルーしてみた結果を共有したい。

会議を欠席してみた結果

私の場合は普段の(不断の)努力によりそもそもかなりの会議を廃止や欠席に持ち込めているので、それほど無駄な会議は多くないのだがそれでもこの機会にスケジュールを見直してみると
「これ出なくても大丈夫かもな」
と思われる定例会が2つあったので、どちらも無断欠席してみることにした。
※ポイントは「無断欠席」という点である。ここで「他に予定が」などと言い訳をすると次回は出席しなければならなくなる。欠席を連絡する場合も「ちょっと今日欠席します」と理由は伏せるべきだ。

フィードバック①「全然いいと思います」

うちひとつの会議では開催中にメンバーから
「あれ?今日は欠席ですか?」
と連絡がきたので素直に
「はい。まぁいいかなーって思って」
と返してみたところ
「全然いいと思います、この会議意味ないですよね」
と協賛のメッセージが届いた。

フィードバック②「寝ててもいいから出てくれ」

もうひとつの会議は終了後に主催者から確認の連絡があり、同様に
「僕いらないかなと思いまして」
と返したところ
「一応各担当者に出ていただいているので寝ててもいいから出席しておいてくれませんか」
と返答がきた。
そこまで言われたら私も理屈をこねて喧嘩するつもりは全くないので
「承知しました、気が向いたら出ます!」
と勢いよく返信した。

悩んだら、一旦欠席

上記のように、「この会議、自分いらなくね?」と思ったら一旦欠席してみることでその必要性を再確認することが出来る。
若干チクっと怒られる可能性はあるが、全然問題なく過ぎた場合は今後もその会議は欠席することが出来るだろう。
このようにある意味で狡猾に試行錯誤を繰り返すことが、不毛な会議の撲滅ひいては生産性向上に重要な所作であると私は考えている。

ただし、この取り組みの前提となるのはコミュニケーションや他の仕事での貢献である。ここを間違えている人が多い。
何も仕事をしていないくせに、あるいは関係構築が出来ていない中で会議だけ無断欠席というのはさすがにヤバいやつすぎる。
ある程度の社内での貢献度や信頼を獲得したうえでこの取り組みを行う権利があることを忘れてはならない。
また、会社によって文化も異なるのでその辺はまぁうまくやってほしい。

ぜひ日本における生産性向上のため、無駄な会議を減らす動機になれば幸いだ。


いいなと思ったら応援しよう!

Ricky
サポートいただいた場合は全額クリエイターとしての活動費に利用させていただきます。