チェーンソーマン感想

チェーンソーマン3話までみた
そこで初回に感じたものをざっくばらんに書きなぐっておく
後から見直した時に別の観点が生まれるかもしれないし、作品を吟味するという点でもそれなりに役立つと思う。

まずはOP
ビルを通るシーンでスパイダーマンを思い出した
多分カメラの移動速度か画角が似てるんだと思う
爽快感のあるアクションの印象を受けた

ストーリーで言うと
後主人公の動機が何かを手に入れる系でなくその環境を守るというのも今時感ある
ひと昔前のジャンプアニメは何かになる系が多かったから新鮮
どん底から這い上がって何かを為すというのでなくその生活を守りたいという感覚はなんだか珍しい
復讐のために悪魔を狩る立場のキャラや元々悪魔(正確には魔人)を出すことでうまく対比させているのがうまいなと思った
一般的な創作もののキャラを引き合いに出すことで主人公がうまく引き立っている

シーンについて
マキマが手を近づけるシーンはなんとなく洋画っぽかった
光の当て方?それとも人の顔が見えやすい絵面だからかな?
直接的なエロでない色っぽいシーンをこれまでのアニメでは中々見てこなかったからなのかもしれない
静かである種の官能的なエッセンスがそう感じさせたのかもしれない

キャラ造形
主人公が俗な欲望を持っているのが視聴者の感情移入を促している気がするもしそこが現状維持だけを目的としているなら人間的に渇き過ぎて魅力が落ちてた気がする
下心があるキャラで人間的にもダメな部分があるにもかかわらず、他人の心情に理解を示したり、力を使う部分があることで視聴者の興味を引き付けている
また所属している組織がある種の公的機関であることで周りはキチンとしている中で破天荒なキャラ付けに成功していると感じた

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