ほめ言葉の接頭語をつけて名前を呼ぼう!
注意されがちな子はいませんか?
クラスにやんちゃくんはいませんか?
また、どのクラスにも、なかなかみんなと同じペースで学習や活動をすることが難しい子もいます。
当然、先生に注意や指摘をされたり、周りの仲間に注意をされたりしてしまいます。
こんなふうに注意されがち
名前を呼ばれた後に続く言葉は注意、叱責ばかり。最後には、名前そのものが注意の言葉となってしまいます。
名前は祈り・プレゼント
名前それは、生まれたとき、家族が心から誕生を喜び、本人に贈った最初のプレゼントです。
こんな詩があります。
「名前は祈り」自分が親となり、本当にそうだと感じています。家族が願いを込めて贈ったその名前。その名前が叱られたときの言葉となってしまうことは悲しいことだなと感じます。
名前には、家族のその子への願いが込められています。大切なプレゼントです。プレゼントはプレゼントのまま贈りたいものです。
そうはいってもです。すぐちょっかいをかける、席を立つ、騒ぐ子にどうやってポジティブに声をかけるんだよという声も聞こえてきそうです。
そこで使うのが、ほめ言葉の接頭語です。
ほめ言葉の接頭語
声をかけるとき、その子の好きなもの、よいところ、今までに成長したところ、がんばっているところを接頭語として名前の前につけて呼ぶのです。例えばこんな感じ。
こんなふうにほめ言葉の接頭語をつけて名前を呼ぶと、その子がまだ何もしていなくても認めたりほめたりすることができます。朝一番に出会った時にすれば、お互いに気持ちよく1日を始めることができます。
その子を認めたりほめたりする接頭語をつけ始めると、「次はどんな接頭語をつけて名前を呼んであげようかなぁ」と、普段から子どもたちのよいところに目がいくようになり、子どもたちと過ごすのが楽しくなります。
「ほめ言葉の接頭語をつけて名前を呼ぶ」ぜひ試してみてください。
※マイナス言葉の接頭語は本当によくないので絶対にやらないように注意をしてください。
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