下の娘の体調不良、自分の体調不良、学校訪問、上の娘の体調不良、職場の先生方の体調不良で補欠、成績処理となんだか最近バタバタしているリッケンです。ようやく週末でほっと一息です。溜まった仕事もがんばります!
魔の6月、6月危機が終わろうとしています。先生も子どもたちも打ち解けて、よい意味で4月5月の緊張感が薄れ、疲れと馴れ合いも生まれる6月。4月5月にできていたことができなくなってきたりもします。
気の緩みをさまざまなところで見られます。
例えば、授業の開始時。ある時こんなことがありました。
補欠で入った授業でのことです。
多くの教室で見られる場面ではないでしょうか。
今日は、そんな時に子どもたちの心に火がつく語りについて書いていきます。
学校へ来るの何のため?
まずは大前提の学校へなんのために来るのか?を確認します。
チャイムがなってしまった後以下のように語ります。(「かしこく かっこよく」は渡辺道治先生の実践を参考にしています)
パソコンのエピソードのところは、ご自分のクラスのかしくかっこよくなった具体的な姿に置き換えて語ってください。
次は受け取るためのコツ、『話の聞き方あいうえお』です。
話の聞き方あいうえお
心の準備のコツ
授業の準備をかけっこに例えることで、子どもたちにとって理解しやすくなります。
できていないことを叱る材料にするのではなく、励ます材料にしていきたいです。「今日は、あと○回チャンスがあるよ」とポジティブに声をかけていくことでより効果が高くなります。
次の時間の開始前にフィードバック
5時間目、なんと意識して座っている子が増えました。すかさずほめていくと、どんどんみんなが座っていきます。「かしこくかっこよくなっているよ!」とほめるとうれしそうに笑顔を返してくれました。初めのあいさつを終えると間髪入れずに授業に入っていくことができました。
ですね。教師側も指導したことに対して、即時フィードバック。そして、それを忘れずに継続していくことが大切です。
教師側が、指導をやめてしまうと、子どもたちに対して「先生が声をかけている時だけがんばればいいんだ」という隠れたカリキュラムを教えることにつながります。気をつけたいですね。
まとめ
以上の4つを意識して指導していくと、みんながスタートラインに立てるようになっていきます。
実は、席に座るだけでは、心の準備は十分とは言えません。みんながスタートラインに立てるようになってきたら、次の指導を入れます。「フライングのススメ」です。長くなりましたので「フライングのススメ」については、次回書きたいと思います。お楽しみに!
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