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心のバンドエイド② 継続して見守る
下の記事では、子どもたちがケガをしてバンドエイドを貼って欲しい時は、実は心のバンドエイドを貼って欲しい時だということを書きました。
実は、ケガをした時以外にも、心のバンドエイドを貼ってあげられる場面はたくさんあります。今回は、ケガ以外の場面について考えていきます。
体調不良の時
S:先生、頭が痛いよ~。
T:それは大変だね。いつから痛いの?
S:2時間目が終わってから。
T:そうなんだね。がまんしてたんだね。ところで、お茶は飲んだかな?
S:飲んでないよ。
T:じゃあ、まずはお茶を飲んで、ちょっと様子を見ようか。
S:はーい。
「そうなんだね。がまんしてたんだね。」と受け止めてもらうだけで子どもたちは安心します。ここで、「なんでがまんしてたんだよ。すぐ言わなきゃダメでしょ!」なんて言ったら、子どもが萎縮してしまいます。
少し時間がたってから、 また声をかける
T:お茶飲む前に比べて調子はどうかな?⇦ポイント
S:さっきよりよくなったよ。
T:そっか、それはよかった。また調子が悪くなったらすぐに言うんだよ。⇦ポイント
S:はーい。
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明らかに調子が悪い、顔色が悪い時は、すぐに保健室へ。コロナ禍では、マスクをしていることで、夏などは水分補給をすることを忘れ、水分不足で、調子が悪くなる子が結構いました。子どもたちの気持ちを受け止めつつ対応することが大切です。
下校前にもう一度声かけを
![](https://assets.st-note.com/img/1677279635448-Mu0U21zd3O.jpg?width=1200)
子どもたちが「よくなったよ。大丈夫」と言った後も、1時間後や下校前に体調を確認すると、子どもたちは先生が気にかけてくれているんだと安心します。
保護者へ連絡を
子どもが家に着く前に、保護者への連絡し、学校での様子を伝えます。もし子どもたちの方が、早く家に着いていた場合は、学校での様子を伝えた上で、家での様子を聞きます。大抵は、「大丈夫です、元気にしていますよ〜」と答えていただけます。
ダメ押しの翌朝確認
そして翌朝に「今日の調子はどう?」まで行えたらさらに安心です。ここまでできたら、子どもたちは安心して、学校で過ごすことができます。
こんな風に気にかけ、継続して心のバンドエイドを貼って、温かく見守っていけるとよいですね。
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