rockin' on sonic(2025年1月4-5日)
はじめに
少し前に、Summer Sonicの主催者であるクリエイティブマンプロダクションのWebサイトで「新フェスティバルrockin' on sonicの詳細を近日公開」的なアナウンスを見たのですが、そのときは「rockin' onだし、クリマンだし、最近の新しい目のバンドのショーケース的なフェスでもするのかな」とそれ程期待することなくスルーしていました。
ところが、Summer Sonicの直前に第一弾のメンバーが発表されると、そこにはPulp、Weezer、Manic Street Preachers、Primal Screamなどの90年代中頃~00年代中頃に大活躍したバンドの名前がズラリでビックリ。
この記事では、そんなrockin' on sonicの第1弾ラインアップの内、思い入れのあるバンドについて書いてみたいと思います。
Pulp
復活ライブをやっていたのは知っていましたが、Fuji Rock FestivalにもSumemr Sonicにも名前がなく、もう一生見られないと諦めていたこともあって、リストにバンドの名前を見つけたときは「マジか!」と小声をあげてしまいました。
1998年の台風襲来の中で開催されたライブしか見たことはありませんが、2025年にもう一度"Common People"を生で聴けるのは感無量です。当日歌えるように、歌詞を思い出し始めようと思います。ちなみに、彼らは1995年のグラストンベリーフェスティバルのヘッドライナーです。
これまでに公開済みのPulpのライブレポート
Manic Street Preachers
去年の11月にSuedeとのジョイントツアーで来日していたこともあって、「あれ、また来るの?」という印象がありますが、個人的にはフェスティバルでは2007年のSummer Sonic、単独では2005年の来日が最後に見たパフォーマンスなので、実は結構嬉しいです。
年齢的に"You Love Us"とか"Motown Junk"で跳び跳ね続けられるかは甚だ疑問ですが、少なくとも"If You Tolerate This Then Your Children Will Be Next"とか"A Design for Life"とか"Motorcycle Emptiness"などはシングアロングできるように準備しておきたいと思います。ちなみに、彼らは1999年のグラストンベリーフェスティバルのヘッドライナーです。
これまでに公開済みのManic Street Preachersのライブレポート
Primal Scream
彼らも2022年のSummer Sonicで来日している(自分はSonicmaniaでライブを見た)ので、「あれ、また来るの?」と思いましたが、11月にニューアルバム"Come Ahead"をリリースするようなので、実はバッチリのタイミングでの来日です。
PulpやManic Street Preachersは近年新譜を出していないので、必然的に昔の曲ばかりですが、彼らは新曲も交えながらの現役感のあるライブになりそうです。とは言え、恐らく一番盛り上がるのは"Rocks"だと思いますが。。。ちなみに、彼らは1998年のグラストンベリーフェスティバルのヘッドライナーです。
これまでに公開済みのPrimal Screamのライブレポート
おわりに
今回発表されたメンツを見ると、このフェスティバルのメインターゲットは(僕自身も含まれる)50±5歳くらいの人達でしょうか。洋楽離れが進んでいるかどうかは別にして、これくらいの年代をターゲットにするのはマーケティング的にもアリのような気がします。
今回発表されたバンドが若い層にどれくらい響くかというの気になるところではありますが、一応グラストやらレディングやらVやらの著名なロックフェスティバルでヘッドライナーを張ってきたバンドな訳ですし、レジェンド一歩手前の現役枠ということで、楽しんでもらえたらなあと思います。
今回は第1弾の主要バンドについて書きましたが、次回は今後追加が予想されるバンドについて書いてみたいと思います。2ステージ×2日間、各ステージが被りなしで進行するということで、各ステージ4-5アーティストくらいだと思いますが、色々と妄想を楽しみたいと思います。