仕事相手の気持ち
5年ぶりに会社で働きはじめたからか、経験が積まれたからか、発注者から受注者になって立場が変わったからか、色々ですが、メールでのやり取りだけでも、さらに電話で会話をしたら、取引先の担当者がどんな気持ちをもって、自分に接しているのか、よくわかるようになりました。
淡々と業務を遂行するための連絡に徹している人(そのこと以外興味がない)、無理なことを頼む時にも「そのくらいやって当たり前」と思っているのか、「申し訳ないなぁ、でもそこを何とかお願いします!」なのか、敬意をもってくれているのか、仕事なんだからそんなもの不要、と思っているのか、昔よりよくわかるようになりました。
仕事相手からしたら、私は4月から現れた新参者で、よくわからない人だから、警戒するのは当然です。
なので、警戒を解くべく、出来るだけ早く、正確にフィードバック、そして、無理なことも頑張って快く対応(早さは正義ですね)。
そうして、徐々に人間関係を築いていくと、「無理なこと頼んでごめんね、次はこちらが引き受けるからね」と、相手をねぎらう気持ちがお互いに育って行って、気持ちよくやり取りが出来るようになるのも仕事の面白さ、と思います。
でも、こうはならないテイカーおじさんもちょいちょいいらして。
こちらもおばさんなので、そこはぴしゃっと対応いたします。
「それ、限度超えてるわ」という要望はきっちりお断り。
関係性が出来ていると(出来ているからか)、度を超えるような要望は来ない気がします。
今の業界にはおばさん労働者がそもそも少なく、中年は圧倒的におじさん。若手はきちんと丁寧な対応をされる方が本当に多い。
若者は正しい。
この言葉を見かける度にそう思いますし、働いていてもそう思います。
そして、優しい。
年齢を重ねているだけで、上から目線でものを言うのなんて、本当に恥ずかしいことだと理解できます。
転職してよかった。
前の会社にいたら、ここまでいろいろと感じて、理解することは出来なかったと思う。
環境を変えることの大切さを身にしみて感じています。
そして、目線が変わることのおもしろさよ、ありがたい。
結局のところ、仕事は人と人とのやり取りなので、相手に敬意をもっているかどうか、これは伝わるし、こちらもわかる。
仕事に限らず、家族もね。最近、仕事の忙しさにかまけて、子どもへの接し方が雑なので、8月は巻き返したい。