登下校の見守りは現役世代ではなく、アクティブシニアの皆さんで
小学生の登下校の見守りはPTA管理の下、当番制で行っている学校と、シルバー人材などへの外注、もしくは全くない、など、各校それぞれかと思います。
当番時に旗を持って立っていると、朝のウォーキング中の元気なアクティブシニアの皆さんにお会いするのですよね。
笑顔で挨拶してくださる方、目を合わせない方、ごくろうさん!と元気な声で声を掛けてくださる方、それぞれです。
が、朝の7時半からそんな時間があるならば、ぜひとも未来の子供たちのために旗を持って見守りをしてくれ!と強く思った朝でした。
我が子は小学校を2校経験していますが、しっかり当番制で見守るパターンでした。
当番制で見守るパターン
【小学校1校目】
・登校班で登校
・距離にして300m約5分、交差点を抜けるまで、旗を持ちながら付き添って見守り
・当番は世帯数で持ち回り、だいたい4~5世帯、当番の週は毎日付き添い
・当番は1ヶ月に回ってくる
・未就学児がいても免除なし
・住む地区ごとにルールが決められており、子供が多い地区だと負に担差がある
・コロナ禍を経て、登校班自体が無くなり、見守り当番もなくなった
・ちなみに隣の小学校は登校班も見守り当番も無い
【小学校2校目(現在)】
・登校班で登校
・交差点での交通整理(児童の9割が通るところ)※スクールゾーンなし
・当番はかなり広範囲の地区で負担しているため、2ヶ月に1回(年間でも6日)
・未就学児がいる場合は免除
・世帯数で割り振るため、地区により負担度が異なる
・コロナ禍を経ても登校班、見守り継続中
・周辺の小学校も登校班、見守り当番実施中
・場所によってはボランティアの方がおり、この方たちは毎日のように見守りをしてくださっている。下校時は、低学年と高学年で下校時間が異なるため、毎日2回来てくださる方も(感謝)
で、いろいろと思うところがあるわけです。
当番していたら会社の始業に間に合わない
登校時間は各家庭・地域によって様々、始業時間も様々ですが、当番をやってからでは、始業時間には間に合いませんでした。
そんな時は出社時間を遅らせて、退社時間もずらす。
夕方以降の家庭運営に影響あり、なんですよね。
これ、専業主婦時代のルールの名残ですよね。私の母もウン十年前に旗を振っていました。
共働きでやるには厳しい仕組みですよね。
新一年生でも当番は回ってくる。子供はちゃんと家を出られるのか?
当番を担当する交差点へ向かうには、我が子の登校より15分早く家を出る必要があります。
今はもう大丈夫ですが、新一年生の時に当番が回ってきていたら、鍵を閉めてちゃんと家を出られたか、正直不安でした。
話はずれますが、そもそも出社時間との兼ね合いで、新一年生から一人で家を出なくてはいけないご家庭もありますよね。
ほんと、これ、何とかなりませんかね。
時差通勤なり、時短なり、在宅なり、社会として子供が安全に過ごせるように、共働き家庭が働きやすいように、何とかしてもらいたい。
各家庭に課題解決を任せすぎ。
そこで、アクティブシニアの皆さんの出番です
今の団塊世代の皆さんが、後期高齢者へ突入していますが、その少し下の世代、70代前後の皆さんも100万人単位でいらっしゃいます。
皆さん若々しく、健康にも気を付けられていて、時間もありますね。
もちろん現役で働かれている方もたくさんいらっしゃると思いますが、時間に余裕がある方もたくさんいらっしゃいますね。
今の子育て中の皆さんは、共働きがスタンダード。
専業主婦と会社で働く夫、という図式ではないのです。
夫婦ともに働いて、子育てして、核家族で、夫婦だけでやりくりしているのです。
朝のわずかな時間(せいぜい20分)、午後の眠たくなる時間に、どうか子供の見守りをしてもらえると、現役世代は助かります。
子供たちと挨拶するの、楽しいですよ、可愛いですよ、元気もらえますよ。
規則正しい生活は、健康にもいいですよ。
今度、議員さん、自治会長、PTAにボランティア増やせないか相談してみよう。