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RICHEMO 1st ANNIVERSARY

いつもRICHEMOをご覧いただきありがとうございます。お陰様でRICHEMOは、1周年を迎えることができました。まだまだ未熟なメディアではございますが、読者のみなさまからの応援によって少しずつでも活動できたことを大変嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいです。

1年前、「意識する、というオシャレ」をコンセプトにRICHEMOを立ち上げました。その当初、ファッション産業の環境問題や、労働や人権などさまざまな課題を編集部でシェアし合い、何を伝えて行くことができるか、何が伝えられていないのかを議論。サステイナブルやエシカルという言葉がファッション業界もでも一人歩きし始めて行く中、一人ひとりがどのように、環境や社会に優しいファッションとどう向き合えるのかを考えました。そこで私たちが軸にしようと思ったのが「小さな意識」のインスピレーションを発信することでした。それは単に、「環境にいいと言われているもの」をおすすめするのではなく、どこで誰によって作られたのか、その服をどれだけ大切にできるのか、どう手放すのかを伝えていくこと。

淡々とおしゃれを消費していくのではなく、丁寧にファッションと向き合うことを意識することがカッコいい、おしゃれだという価値観をみなさんと共有していきたいという思いを持ってスタートしました。

環境や社会課題という、難しく考えがちになることでもおしゃれをするアイデアを得ながら、何か行動に繋げていく。RICHEMOで、みなさんがそんなアイデアと出逢えるように、この1年さまざまな発信をしてきました。また最近では、イベントを開催し第一線でご活躍されているサステイナブル・エシカルブランドの方々との交流の機会によって、作り手の想いもよりリアルにお届けして参りました。みなさまは、RICHEMOより知り、学び、実践できるアイデアを見つけていただけましたでしょうか?

私たちも学びを深め、これからのRICHEMOについての考えをアップデートして行っています。「ファッションを楽しむ」ということは、ただ好きな服をきておしゃれをすることだけはなく、一着の服を愛でるように、作り手のことや環境や社会との繋がり、自分自身が服に込める想いなど1着1着のストーリーを丁寧に深く味わっていくことではないかと考えました。これからは「どう消費するかを意識する」のではなく、消費するという概念を変え「想いを纏う」という視点で、誰も取り残さないファッションの楽しみ方をお伝えして参ります。

最後になりましたが、8月より、ウェブサイトからnoteへ移行する運びとなりました。過去の記事につきましても、全てRICHEMOのnoteからご覧いただけるようになります。noteでの発信によって、より多くの方に記事をご覧いただけたら嬉しいです。ご覧いただける場所が変わりますが、今後も変わらずゆっくりではございますが記事を寄稿して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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