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【バンクーバー旅行記】人生初のアイスホッケー観戦は衝撃の連続だった〈1日目〉
1月後半に連続休暇を取得して、カナダのバンクーバーに行ってきました!
自然は豊かで、街は栄えているけど落ち着いていて治安もよく、食べ物は美味しくて、物価も日本よりは高いけど許容できる、すべてが高水準な街。
世界の住みたい街ランキング上位に入っていること、ワーキングホリデーや留学先として人気であることが理解でき、実際にカフェやお土産屋に行くとワーキングホリデーを利用してバイトしている日本人が多かったです。
バンクーバーに滞在は実質4日間、今回は1日目の様子を紹介します。1日目は港を回ったことと夜はスタジアムでアイスホッケー観戦をしました。
アイスホッケー観戦をしたいと思ったのは昨年公開された『インサイドヘッド2』や『ぼくのお日さま』の影響です。
成田空港からJALの直行便を利用しバンクーバーへ出発!
JALの機内食はパスタに八丁味噌で味付けされたチキンソースがかかっている和風創作パスタ、うまい!
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成田空港からバンクーバーまでは約8時間、飛行機で寝られない性なので『ロズと野生の島』『スペース・カデット』『夏目アラタの結婚』を見ていました。
『ロズと野生の島』は面白くて帰りの飛行機でも見ました。
バンクーバーに到着、バンクーバー空港には先住民族を模した彫刻画やトーテムポール?がお出迎え。
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空港からバンクーバー市街地までは電車が出ています。バンクーバーの交通事情は電車よりもバスが発達していて電車は空港から市街地まで移動するときくらいしか使いませんでした。電車もバスも料金はゾーン内であれば一定料金なので計算が楽です。
また、suicaのような電子マネーがあり記念で僕は購入しましたが、タッチ機能のあるクレカでも支払えるので必須ではありません。
バンクーバー市街地に到着、市街地の玄関口となる駅はウォーターフロント駅という場所でヨーロッパの駅舎の雰囲気があります。
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ホテルのチェックイン時間まで時間があるので駅から近いカナダプレイスというバンクーバー湾が望める観光地を回りながらランチを食べます。
ここがバンクーバー湾を見渡せるカナダプレイス。
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タンカー船が通り、近くにコンテナを集積する場所もあって海の交通の要所となっていながらも、海の向こうには自然や街並みもあって空気が美味しいと感じる。
あと、天気がいい!
冬のバンクーバーは雨季らしいのですが滞在中はずっと晴れていて、あるいてていて全く苦じゃなかったです、気温も0度前後でしたが、日差しが強いので快適に過ごせました。
カナダは2010年にバンクーバー冬季オリンピックが行われて、今でも聖火台がレガシーとして残されています。
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聖火台の上にウミドリが休んでいて可愛い。
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もう一つカナダブレイスに置いてある有名なトークンとしてデジタルオルカというデジタル調のシャチ像があり、僕はこれが見るのが楽しみだったのですが、近づくことができなかったのが少し残念。
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ここからはランチタイム、バンクーバーというかカナダは広大な土地にある川で獲れたサーモンが名物で、サーモン料理を食べたいと思い、探しとあるカフェに行きつきました。
『Railtown』というカフェでサーモンサンドウィッチを注文、サーモンがほぐされたベジタブルメインのサンドウィッチで、ツナサンドっぽい味わいでなじみ深く食べ応えもあって美味しかったです。
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ランチを済ませたところでホテルにチェックイン、4泊お世話になるホテルはバンクーバー市街のメイン通りにある『ザ・セントレジスホテル』
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ここのホテル本当に良いホテルでした。
メイン通りに面しているため人通りが多く、夜も気兼ねなく周りを歩くことが出来るし、飲食店やショップも多い。
グランビル駅という地下鉄からほぼ直結で、バス停も多くあらゆる場所に行きやすい。メイン通りにあるホテルはどこも1泊3万を超えていますが私が宿泊した際は平均1泊2.5万円でしかも朝食とペットボトルで水が付いてきます。
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部屋は大きなダブルベットにシャワー室とシンプルですが、これで十分、シャンプー系がロクシタンで揃えられていてラグジュアリー。
このシャワーの水圧がカスだったので要改善希望です。
夕方のアイスホッケー観戦をするため、それまで昼寝をしたりホテルの周りを散歩したり。
ホテルの前にはセブンイレブンがあって「ホテルの近くにコンビニあるのありがて~」と国内旅行のような感情に浸る。
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アイスホッケーが行われるのは市街地にあるロジャースアリーナというアイスホッケースタジアムです。
スタジアムの隣にはサッカーやフットボールを行う『BCプレイススタジアム』というスタジアムがありデカい、悪の要塞のような雰囲気があります。
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僕が今回観戦するアイスホッケーの試合は『バンクーバー・カナックス対ワシントン・キャピタルズ』でロジャースアリーナはカナックスのホームとなっています。ちなみにワシントン・キャピタルズはアメリカ東岸部ワシントンを拠点とするチームです。
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今回の旅の目的はアイスホッケーを生で観戦することを主軸に計画していましたが、アイスホッケー自体の知識はほとんどなく、僕は気楽にカナックスファンがいるスタジアムに足を運んだことで後々様々な衝撃を受けることになります。
日本で野球やサッカーの試合がアウェーで行われていても、例えば東京ドームで行われる巨人対阪神戦でも阪神ファンは大阪から東京ドームまで駆けつけて応援をしている光景をよく目にしますが、東岸部からロジャーススタジアムのある西岸部に国境を越えていくことは難しいのか、スタジアム内はキャピタルズのユニフォームを身に着けている人は見なかったです。
チケットを買う時ホーム・アウェーの表示がなく「どっちがカナックス側なんだろうか」と心配していましたがそもそもアウェーサポーターいない。
そのため、ロジャーススタジアムの雰囲気もカナックス一色、外はカナックスの選手ポスターが飾られて、中はカナックスのロゴを飾るシャチの木彫りをイメージした像が置いてあり、グッズショップもキャピタルズのグッズは一切置いていません。
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スタジアム内は日本と同じで飲食物の持ち込みが基本禁止で、その代わり売店やバーが沢山あるのですが、日本と比較するとバリエーションが少ない、日本だったらヘルメットアイスや選手の好きな食べ物をイメージしたお弁当が売られており、多種多様なんですが、ロジャーススタジアムの主食はホットドック・ハンバーガー・プレッツェル、おつまみはポップコーンやスナック菓子が置いてあるくらいで、非常にアメリカン!
お店は沢山あるのに個人的にはもったいないなーと思ってしまいました。
ホットドックを立ち食いした後、いざ観戦席へ……
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試合開始前からものすごい熱気、、選手が練習を始めカナックスメンバーが登場するとボルテージが跳ね上がります。
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開始前にはカナダとアメリカの国歌が流れ、アメリカ国家の時はわりと静かだったのですが、カナダ国歌の時は総立ち上がりで観客も歌い始めます。
僕は落ち着いて見れそうなスタジアムから離れた席を購入したのですが周りがとてつもない熱いサポーターばっかり。
両隣のサポーターが、意気投合して熱く好きな選手のことを話始め、真ん中の僕は気配を消していましたが、それは最初だけ。
試合でゴールを決めたり、スーパープレイがあると一緒にグータッチ、ハイタッチ、終いには肩を組み始め、日本からアイスホッケーを見に来た僕を快く歓迎してくれて、一体感を感じることが出来ました。
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また、僕の席の近くに名前は控えますが有名なサポーターが座っていて、その人は片手サイズの太鼓を持っていました。
試合がスローペースになると太鼓を叩いたり、スタジアムに背を向けて両手を煽り「声を出せ」と指揮をとり、観客はそれにつられて盛大な拍手や声援を送っていて、サポーターが試合のペースを作っているんじゃないかと錯覚するくらいの熱すぎる応援で、地元サポーターの熱気をひしひしと感じました。
熱いのは観客だけでなくスタジアムの運営も熱いです、熱いというかカナックス贔屓、キャピタルズの選手紹介は淡々と終わっていたのに、カナックスは選手1人ずつ登場音楽が違い、画面にも盛大な演出がありました。
カナックスがスーパープレイをすると何度もリプレイを見せ、特に何もない時でも中央画面には『Go! Canucks! Go』と追い風ムードを演出していたので「流石に相手選手が可哀そう」と僕の感覚では思ってしまいましたが、当然相手選手は冷静にプレーしていたのでよくあることなんでしょう。
肝心のアイスホッケーについてですがめちゃくちゃ面白かった!!
選手同士のスティックが当たる音や、ブレードで氷が削れて細かい氷が跳ね上がる瞬間、ディフェンスやキーパーをすり抜けてパックがゴールネットをゆらす爽快感、すべて新鮮で楽しい。
特に面白いと思ったのはアイスホッケーのフィールドは丸みを帯びた長方形で場外がなく、ゴールの裏にもフィールドがあるため、ゴール裏に潜って攻めたり、壁を伝ってホッケーを反対サイドにスルリとパスすることができて、他のスポーツにはない戦略があり初心者でもスーパープレイを楽しめました。
そして、試合はカナックスが2-1で勝ち、その際の観客はまるで優勝したんじゃないかというくらいの盛り上がりで、最高の時間を過ごせました。
(両隣のサポーターがめっちゃ酔っていて、席も小さいので時折体が当たり、選手くらい大きかったので怖かったです笑)
アイスホッケーのリーグ開催中ということもあり、滞在中はテレビでよくアイスホッケーの試合が放映されていていて、毎晩見ていました。
皆カナックスグッズを身に着けていたのでインターバル中にカナックスTシャツを購入。
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シンプルなので普段着にもいい!
以上一日目は終了です!