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独立系ファイナンシャルプランナーへの相談のメリットデメリット

ご覧いただきありがとうございます。

今回は独立系ファイナンシャルプランナーへ相談するメリットデメリットについてお話ししていきます。私自身が独立系ファイナンシャルプランナーとしてビジネスを行っていますが、忖度なく書いていきます。

独立系ファイナンシャルプランナーへ相談するメリット①包括的なサポート 


大きな特徴としては、包括的なサポートが得意であるということでしょう。下記記事にも少し記載しましたが、他のFPとの差別化を図るために、ある分野、ターゲットに特化したFPもいますが、基本的に独立系でビジネスをしているFPであれば、①ライフ②リスク③相続④不動産⑤金融⑥税金の6分野を包括的にカバーしていると思います。

多くの方はこの6分野をひとつひとつ切り離して考えてしまいがちですが、そうではありません。資産運用一つとっても、「①ライフプランを作成し将来の不足分をシミュレーションする。②保険の見直しをする④不動産(住宅ローン)の見直しをすることで、収支を改善し、⑤資産運用を取り入れ、資産運用を取り入れる際にも⑥節税対策としてNISA制度を活用する。そして③ゆくゆくは資産運用で築いた資産をどう相続するか」といったように切り離すのではなく包括的に考える必要があります。

これが例えば金融機関や保険会社、不動産会社に属している企業系FPであれば、各専門においては的確なアドバイスと改善策を提示してくれるかもしれませんが、包括的に考えてサポートすることは難しいでしょう。

独立系ファイナンシャルプランナーへ相談するメリット②利益相反が明確


また独立系FPのメリットは利益相反が明確であるということです。

独立系FPの収入源は1時間あたり○○円や顧問契約料年間○○円などのクライアントからの相談料です。包括的にサポートする中で、入りすぎている保険や払い過ぎている住宅ローンは解約・借り換えをアドバイスし、逆に万一の備えが不足している場合や賃貸ではなく住宅を購入するメリットの方が大きい場合には加入・購入の検討を提案したりします。ですが、その際にも「死亡保障○○円くらいの保険だとケアできそうです」「物件価格○○円くらいまでならライフプランに影響しない」「金利はネット銀行だと○○%くらいですね」といったように特定の商品や物件、金融機関を紹介することはありません。特定の会社を紹介することはないので、当たり前ですが販売手数料などのキックバックを得ることもありません。

確かに各金融機関や保険会社、不動産会社などの企業系FPも、そのお客様に対しては全力で向き合う点では「クライアントファースト」であると思います。ですが、自社の商品やサービスを販売することで得られる販売手数料等が収益構造の中心である以上は、本当の意味でクライアントファーストと言えるのかは疑問が残ります。

独立系ファイナンシャルプランナーに相談するデメリット①相談が有料


デメリットは、相談料が有料であるということでしょう。

独立系FPに相談する際には、「1回〇〇万円」「顧問契約だと金融資産の〇〇%、保有資産の〇〇%」といったような金額設定がされています。以前書いた上記記事でも記載のあるように、企業系FPに相談するのは「無料」というケースが多く、独立系FPに相談することのは有料であるというのが認識があまりされていない現状です。

ですが頂いたデータを分析しライフプラン表、キャッシュフロー表を作成し、対策案を多角的に提案するには実は作業コスト、人的資本が結構かかりますので相談はどうしても有料になります。

包括的ではなく単に保険の見直しや、金融商品の相談をできる限り費用を抑えて相談をしたいのであれば独立系FPではない他の企業系FPに相談するかネットで比較した方がいいかもしれません。

独立系ファイナンシャルプランナーに相談するデメリット②明確な商品がない


またワンストップで相談から解決策である商品の購入がその場でできないというのもデメリットになるでしょう。

特定の商品や会社、金融機関と繋がっておらず投資助言業や金融商品取引業者の届出していないFPや保険募集人の届出をしていない独立系FPはどうしても相談に対する回答や提案として、先ほども書いたように「死亡保障○○円くらいの保険に入るとケアできそうですね」「物件価格〇〇円くらいまでなら〇〇様のライフプランに大きく影響しなそうです。」「金利はネット銀行だと安いところで〇〇%くらいですね」といったように大枠をお伝えをするだけで、明確な商品を提示することができません。

相談後に適した商品を自分で調べて自分で加入締結する必要がありますので、相談後にその場ですぐに加入、購入したい方にとってはデメリットでしょう。加入・締結の際にFPが同席してサポートするケースもありますが、最初にどの会社にするかはご自身で判断する必要があります。

まとめ


最後までご覧いただきありがとうございます。独立系FPに相談するメリットデメリットについて少しご理解頂けましたでしょうか。
独立系FPに相談したい方ぜひ弊社までお問合せ下さい。

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