住宅ローンアドバイザーの試験内容解説と対策
ご覧いただきありがとうございます。
今回は住宅ローンアドバイザー試験についてお話しします。
意外とこの手の記事が見当たらないので、住宅ローンアドバイザーの試験内容とこれから受ける人へのアドバイスを記事にしたいと思います。
住宅ローンアドバイザーの試験内容と合格基準点
試験内容はメインは「住宅ローンの種類」「住宅ローンの計算」で、付随して「住宅ローンアドバイザーのコンプライアンスや社会的役割」「個人情報保護に関する知識」などです。
合格率は約80%とハードルは低いので、むしろ落ちる方が珍しいレベルです。合格ラインは効果測定(試験)において40問中29問以上正解かつ計算問題10問中6問以上正解が基準です。
住宅ローンアドバイザーに受かるためにどのくらい勉強が必要か?
金融の知識や不動産の知識が全くない状態でスタートとしても、1週間あれば必ず受かると思います。
なぜなら・・・
「試験はテキスト持ち込みで見ながら受験できるから!!!」
※試験まで残り1週間でそれを知りました。。。
ただノー勉で試験を受けると試験自体は50分間なので、全部を探すとタイムオーバーになるでしょう。
最低でも1回は協会のビデオ講座を視聴し、テキストを読んでおけばOK。
ビデオ視聴の際には各章のスタート時に
「POINT!!ここは特に重要な部分です」みたいにアテンションされるのでその範囲は抑えておき、テキストに付箋でも貼っておきましょう。
また問題の後半には、毎月のローン返済額や繰り上げ返済時の軽減効果を計算する問題も頻出します。参考資料「ローン返済額(100万円あたり)は試験中も使用しますので、ここだけは他の付箋と別の色で目立つように貼っておきます。
計算問題もテキストを見ながら受験できますが、基礎はしっかり抑えておきましょう。不安な人はテキストの対象ページに付箋を貼っておき、確認しながら進めましょう。合格に際してこの計算問題10問中6問以上正解しないとほかが全問正解でも不合格になりますので、捨てることは出来ない点に注意しましょう。
また問題分もCFP試験のように捻ってきたり、日本語が難しいみたいなことはないので、「一切〇〇できない」「〇〇することはない」みたいな断言する系はまず×と思って(試験のテクニック)OKだと思います。
当日の試験会場の雰囲気は?途中退出できる?
試験というとどこかピリッとした雰囲気をイメージしますが、住宅ローンアドバイザー試験は割と緩い雰囲気です。
今回私が受けた会場は、自由席だったので好きな席に座ることができます。一番後ろがいい人は試験開始前30分前に行けば席は取れるでしょう。また冷暖房設備が気になる人も、自由席だと選べるのでいいですね。
試験中は、テキスト持ち込みOKなので、至る所でぱさぱさとテキストをめくる音も時折してくる中のテスト環境です。
試験開始後は終わった人から順次退出可能です。よくある試験開始後〇〇分後や、終了前〇〇分前には退出できない等はありませんでした。
退出時には試験問題も答案用紙とともに提出しないといけません。
まとめ
住宅ローンアドバイザー試験自体は上記の点も踏まえて結構緩いので、資格取得したからといって「すごい!!」とはなりません。
ですが勉強を継続することには使えますし、名刺に何か肩書が欲しい人はいいかもしれません。
住宅ローンの見直しや新規借入についてどうライフプランに影響を及ぼすのかご相談したい方はぜひ受けてみてはいかがでしょうか!