天然水工場見学での気づき①
夫が知らない間に、大手メーカーの天然水工場見学の予約をしていたのでこの週末に家族3人で行ってきました。
今日はその工場見学での気づきについて書きたいと思います。
○工場に行くまでに自然の中を歩く
駐車場から工場に行くまでに5分ほどかかるのですが、その間自然の中を歩くため、「工場に来た」という感覚ではなく「自然の中に遊びにきた」という感覚になりました。駐車場と工場をわざと離れた位置に作り、自然の中を歩くことを意図的に作っているのだと思いました。
○部屋ごと区切ってあり、次の場所は見えないようになっている
工場の見学用スペースはいくつかの部屋に分かれていますが、扉が透明ではないため、今いるところから次のスペースが分からないようになっています。そのため、ガイドさんが扉をあけると今まで見えなかった部屋が見えて「お!」と驚きました。すごく単純なことですが、よく考えられているなぁと思いました。
○映像がキレイ
はじめに2分ほどの映像を見るのですが、さすがに大手の企業作るものであるため、とても映像がキレイでした。ストーリーもあり、引き込まれました。
○模型だけでなく実際に石に触ることが出来る
地面の下の様子を模型で分かりやすく説明してくれました。その際、模型の中に石が入っていて、ガイドさんがその石を渡してくれました。ただの説明だけでなく実際に触れる行動があることでより興味を持つことが出来ました。
○体験でエアーシャワーをあびることが出来る
工場には入ることが出来ないのですが、工場が見える場所に行く前にエアーシャワーがあり短時間体験することが出来ました。強いエアーが出るので、娘も「うわー、風がきたー」と楽しそうにしていました。
〇山が見える場所にテラスがある
これは本当にいい立地に工場をもってきたなぁと感心するほど、メインの山がきれいに見える場所にありました。メインの山の手前に小さな山がいくつかある地域なので、場所を考えないと小さな山に邪魔されてメインの山が見えなくなってしまいます。近くに集落もあるし、これ以上山側に向かうと山が見えなくなってしまうので、この場所はよく考えられていると感じました。
○ガイドさんが色々な質問に答えてくれる
夫はいろいろ気になることが出るとその都度ガイドさんに質問していました。夫が「ガイドさん、分かりません。とか曖昧な言葉を使わないんだよ。すぐにパパっと何でも答えてくれる。すごい!」と感動していました。本当に工場のすべてを知っているのだと思います。だから説明も丸暗記しているものを話すというような感じはなく説得力があったのだと思いました。
今回工場見学をして、強者がどれほどすごいのか実感しました。夫は終始、「資本力がある大企業はすごい!」と感動をしていましたが、私は弱者の視点で見るとどう見えるのかということを考えながら見学していました。取り入れられそうなことはどこか、逆に弱者としてどんな戦略をしたらいいのか、次回はその点について書いてみようと思います。