忘れないように。(歯科編)
いつか自分がこの苦しかったこともわすれちゃうだろうからのこしておきます。
まず自分がおかしいなあって思ったのは22〜23歳ぐらいだったと思う。
その時は、歯科受付兼助手として正社員でお家から徒歩5分の歯医者に就職したばっかりだった。
入って2週間もしないで受付スタッフが辞めた。元々はその人が専任で、私は歯科助手をしながら困った時は受付を手伝ってねと言う話だった。
だけど入社して1ヶ月で家庭の事情や院長と合わず辞めていった。その人は業務未経験で私が入った時からスタッフに少し嫌われていた。私でも感じるくらいで、とても可哀想だった。本人もきっと気づいていたとおもう
でも私はその人が大好きだった。その人も入社して1ヶ月くらいで未経験なのにひたすら頑張っていた。
衛生士に予約の取り方で怒られても必死に頑張っていた。その人とは今でも連絡を取るくらい好きなのだが、最後とてもとても謝られた。悲しくなった。本人が1番辛かっただろうに。
その方が辞め、入って1ヶ月も経ってない私は歯科助手としてではなく、受付専任として働いてくれないかと相談があった。入ったばかりで話が違いますと言うこともできず、受付業務が苦手ではなかったのでその話を受けることにした。
前職で歯科助手と受付をしていたため
ある程度の知識はあり、あとは病院のやり方や、患者様の顔を覚えるだけなのでそこまで大変な仕事ではないと思っていた。
が、
私は大失敗をしてしまった。
私たちの歯医者は院内に技工士がいないため、業者に頼んで予約日前に納品してもらうようにしていた。
前の歯医者では、技工士がいたため
うまくやり方が分からず、
納品日を間違えてしまったのだ。予約時間になっても入れ歯が届かず患者さんを待たせて技工所にも無理を言って届けてもらった。
院長にどうするのと怒られた。
辞めてしまおうと思った。
入って1ヶ月もしていない環境で、経験者とはいえ1人で受付に立たされて
誰も助けてくれなかった、
それなのに私だけが怒られもちろんミスをした私が悪いが本当にしんどかった。
他にも保険証を返し間違えたり予約を書き忘れたりした。辛かった
1人で人の顔も覚えていない状態で40人も待たせないように必死に対応した。
みんな辞められたら困るから私のことは怒らずにいてくれたがそれが余計辛かった。
ただそれも少しなれ半年過ぎた頃には1人でも大丈夫ねと言われるぐらいになった。
納品日のミスがないように小さいことでも技工所に確認して予約を取り帰る前に間違えていないか何回も確認した。
手を抜けるところは抜いた。
そうしないとやっていけなかったのだ。
会計に予約に電話1人で立っていたら何もできない。
予約でもない患者さんも来る。問診票もカルテ作りも保険証確認も全部やった、でも全部綺麗にやっていたらふつうに3時間残業できるレベルだった。
残業していたら早く帰りなと言われるので残業すらもできなかったのでもう手を抜いた。
その時は当時付き合っていた彼と結婚の話が出ていた。東京と沖縄の遠距離だったため辞めなければいけない。ただすぐに辞めたいと言える環境でもないし1から教えるとしたらじっくり教えたかったため一年前から伝えていた。
先生もおめでとうと言ってくれたため一年前から求人を出してくれていた。
これが大変だった。
長いので分けて書きます。