56歳サラリーマン終活女子 50代にやってよかったひとつのこと。

この日記は、56才サラリーマン終活女子が、定年までのスモールスモールステップを踏む段階日記である。

実はもう57になった。だから、50代のうちにしてよかったな。ということを書いてもいいかなと思う。当たり前ですが、まずきちんと医者に行ったことでしょうか。私は小心者なので、案外最後はこういうことを
ちゃんとやる。
なんとなく体がおかしいかな。と思って、胃カメラをのんだ。ここは私の本来持っている運の良さかもしれない。で、食道がんの疑いがある。とにかく食道がが荒れに荒れている。ただ、荒れすぎでよくわからないので2ヶ月きちんと薬を飲んで治療せよ。という指示が医者から下った。そこから2ヶ月、酒やコーヒーを絶って、ついでにダイエットもした。多分少し痩せたと思う。で、結果は、綺麗に治ってます!がんじゃないです!ってことだったんだけど、あのまま放置していたら、癌に進んでもおかしくなかった状態。詳細は医療関係者ではないのでうまく書けないのでやめておくが、まあ、自分の体にがん化するかもしれない症状があり、それはもう改善できず不可逆であることを認識したのは、人生において大きな収穫かもしれない。
今でも、こんなことしてたら我が食道に潜んでいる不可逆なあいつが暴れて死ぬで。と感じたら、
悪いことをパッとやめる。それが人なら人も切る。
死ぬのは怖い。家族と会えなくなる。それは相手の死と同じ。

しかしながら

こういう健康やら、そしてお金とか。
誰でも書けることは、誰かがもっとエビデンスをもとに書くだろうから置いといて。

私がやってよかった!と思うのは、ひとつだけ。

それは、自分の服のスタイルを作ったことです。
私は、小太りのおばさん。だから、本当に服がそんなに似合うってわけじゃないけど、服はとてもとても好きでよく買う。自分の体型もよくわかってる。
現在クローゼットを開けると、自分の好きな服やアクセサリーしかなくて、全部がかわいい。40代のころも
ファッションはとても好きだったけど、50代から好きなブランドの服(高い)とユニクロに絞って、毎年コレクションしていった。その好きなブランドは、この服を着ているおばあさんはきっと素敵だろうな。と思う服。毎年衣替えの時期には、ありがとうございました。と、服のスタメン軍団をクリーニングに出して、
大切にしまう。そうするだけで、可愛い服軍団が半年後の未来を待っていると思うとうれしくなる。
今の私は、少なくとも服だけは可愛いおばあさんになることは確定で、それはうれしい未来だ。病院でも、
老人ホームでも、私はかわいい。はずである。



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