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トイレが教えてくれた生きる力

便通の話ではありません。

大雨の夜、自宅のトイレで何やら異様な音がします。便器を覗いて見ると水がボコボコと音を立てて動いています。「逆流してきたらどうしようと」心配していると、そのうちに雨が弱まり、音は消え、水の動きもなくなりました。

設置してそれほど年数は経っていないトイレですが、何か不具合が起きたのかのかと思い翌朝すぐに業者に見てもらいました。どうやら排水管内の空気がトイレの方に押し出されて起きたらしく大雨の時などに起こると言われました。そしてその「犯人」は木の根っこでした。

排水管の近くに生えている木の根が、排水管のつなぎ目から水分を求めて中に入り込み、成長して管を塞いでいたようです。放っておくと木の根が排水管いっぱいに詰まって水が流れなくなったり、排水管や排水桝を壊してしまうこともあるそうです。

業者に根っこを取り除いてもらい、逆流は防ぐことができましたが、水を求めて排水管のわずかな隙間から木の根が入り込むことを初めて知りました。生きるためのすごい力を感じます。


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