ベトナムの光と影
ベトナムは魅力的な国です。古い文化と新しい文化が溶け合い、落ち着いた中にも躍動感があります。近年の発展には特に目を見張るものがあり、どこに行ってもエネルギッシュな人々に出会います。
そんな中で忘れてはいけないと思うことがあります。戦争です。この国が過去に経験した戦争は人々に多大な犠牲を強いました。めざましい発展の陰で傷跡は今もあちこちに見られ、人々の心にも影を落としているように見えます。
ベトナムで感じる光と影です。
ハノイにあるベトナム国会議事堂↓
ホーチミン廟↓
ハノイ駅↓
南部の大都市ホーチミン市の夜景↓
サイゴン川沿いのカップル。なぜか等間隔↓
伝統の音楽と踊り↓
水上人形劇↓
水の中で人形を操る人たち↓
ランタンに彩られるホイアンの町↓
ホーチミン市で見かけた新婚カップル↓
休日に社交ダンスを楽しむ人たち↓
街角の青空床屋↓
人々で賑わう通りやマーケット↓
その一方で…
あちこちに戦争の傷跡を目にします。特に、ホーチミン市から北西100キロほどのところにあるクチはかつてベトナム戦争の激戦地だったところで、戦争当時の地下トンネルや兵器、罠など数多くのものが残されています。過酷なゲリラ戦の様子も伝えられ、ベトナム戦争の歴史に肌で感じることができます。
激戦で使われた戦車↓
弾薬↓
地下トンネルの入り口。私も入ってみました。出るまでは心臓がバクバクしていました↓
巧みな罠に背筋が寒くなります↓
ホーチミン市にある「ベトナム戦争証跡博物館」にはベトナム戦争に関する資料や写真が展示されており、戦争の残酷さ、悲惨さ、愚かさが伝えられています。
屋外に展示された米軍の戦車↓
枯葉剤の恐ろしさを伝える写真↓
ベトナム戦争終結の舞台となった統一会堂は南ベトナム政権時代の大統領府だったところです↓
統一会堂の正面にある円形の芝生広場。南ベトナム解放軍の戦車がフェンスを乗り越えて突入しベトナム戦争は終結を迎えました。解放軍が迫ってくる様子はどのような風景だったのでしょう↓
屋上のヘリポート。
落ち着いた中部の町フエの王宮にも戦争の傷跡が見られます↓
城壁に残された砲弾のあと↓