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教員養成の拠点大学:華東師範大学(中国)

これまで調査や研修、旅行で訪れた海外の大学を私個人の視点でレポートしています。

同大学は2012 年に研究発表で訪れました。

華東師範大学は中国上海市の華東地区にある師範系の総合大学です。大夏大学と光華大学を母体とし、さらに復旦大学、同済大学、浙江大学などの師範系学部を統合して1951年に創立しました。その後1972年に上海師範学院、上海体育学院を統合し上海師範大学として改組され、1980年に「華東師範大学」に名称を変更しました。1990年代には上海幼児師範高等専科学校も統合し、さらに規模を拡大させています。

国家教育部直属の重点大学で、教育科学、社会科学、人文科学、自然科学、技術科学、管理科学の各分野を兼ね備えた総合研究大学です。2万人近い学生が在籍しており、4千人の留学生がいます。国際交流を重視し、世界の各大学研究交流を深めています。

キャンパスはとても美しいです。中国伝統の庭園風の造りになっていて、川が流れ、橋がかかり、緑豊かな環境です。時間がゆったりと流れているように感じます。銀行、郵便局、レストラン等生活に便利な施設もあります。市の中心部からは少し離れていますが、大学の周囲には上海の懐かしい下町風情が残っていて、庶民の暮らしを垣間見ることができます。

大学ホームページ↓

キャンパスの風景

大学の門
高層の校舎
キャンパス内の通り。12月だったので木々は葉を落としていました。
川も流れています
シンポジウムが行われたホール
学生が龍舞の練習をしていました。
同上
大学に近いホテルの窓からの眺め 
大学近辺の街並み。上海庶民の暮らしを垣間見ることができます。


キャンパス紹介ビデオ(YouTubeより)


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