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Photo by
tsuyoi_usagi
親が子どもに注意される
住宅街の道を自転車で走っていると向こうから母親とその子どもらしき男の子と女の子がそれぞれの自転車に乗って走って来るのが見えました。子どもたちは左側(道の反対側)を走っていますが、母親は右側(私と同じ側)を走っています。つまりそのままだと母親は私とぶつかることになります。
危ないと思ったので私はスピードを落としました。母親は私に気がついているようですが、そのまま右側を走ってきます。近くまで来た時、男の子が母親に「こっちに来て!」と言いました。左側を走るよう母親に言ったようですが母親は何を言われたのかわからない様子でぽかんとした顔をしています(ヘッダーのウサギそっくりの顔)。男の子は今度は声を荒げて言いました。「自転車は左だよ!」と。
結局、母親はそのまま右側を走り続け、私の方が母親を避けてすれ違いました。すれ違った後、背中の方で男の子の怒ったような声が聞こえました。振り返って見ると母親やっぱり右側を走り続けていました。自転車は左側を走るのが原則のはずですが…
ふと「親があっても子は育つ」という言葉が頭に浮かびました。