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社会のうねりの中で大学は...:香港大学(中国)

これまで調査や研修、旅行で訪れた海外の大学を私個人の視点でレポートしています。

同大学は2007 年に学会で訪れました。

香港は中国南東部にある特別行政区です。アヘン戦争により100年近くイギリスに割譲されていましたが。1997年に中国に返還されました。私が大学を訪れたのは返還からちょうど10 年後です。

香港大学は1887年創立の香港医科大学(香港西医書院)を前身とし、1911年に総合大学として開校しました。当初は医学部、工学部、文学部の3学部だけでしたが、現在は教育学部、法学部、経営管理・経済学部、理学部、社会科学部など10の学部があります。指導言語は、中国語学科が提供するコースを除き、英語です。

メインキャンパスは香港島の西部、薄扶林というところにあり、緑の多い落ち着いた環境です。3万人以上の学生が在籍しており、9千人の留学生を受け入れています。アジアだけでなく世界トップクラスの大学として評価されており、タイムズ世界大学ランキングでは35位に位置付けられています。さらに2025年度のQS世界大学ランキングでは東京大学を抜いて同校初の17位に位置付けられました。

キャンパスには研究棟のほか、図書館、コンピューターセンター、スポーツセンター、カフェテリア、クリニック、銀行などがあり、キャンパス全体でワイヤレスインターネットのアクセスが可能です。キャンパス内およびキャンパス近くには快適な学生寮が設置されており、学生は宿泊支援やキャリア支援、カウンセリングなど手厚い支援を受けられます

大学ホームページ↓


キャンパスの風景(2007 年当時)

中心地のホテルから路面電車で大学に向かいました。

宿泊したホテルの周辺
同上

キャンパスの案内図

学会が行われた研究棟

屋外では獅子舞を披露していました。


大学紹介ビデオ↓


私が訪れた後、香港の社会は大きく変化しています。現在大学がどのようになっているのかわかりません。

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