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大都会のキャンパスで最先端の技術を学ぶ:ロイヤル・メルボルン工科大学【RMIT】(オーストラリア)

調査や研修、旅行で訪れた海外の大学を個人の視点でレポートしています。

同大学は2017年にアドミッションの調査で訪れました。

100年以上の歴史を持つオーストラリアを代表する国立大学。実社会で働く労働者の育成を目的に設立された専門学校を前身とし、1992年に総合大学となりました。それゆえ職業教育の伝統を受け継ぎ、職業技術専門学校(テイフ)を併設して大学への編入コースを設定するなど、就業に直結する教育が行われています。

本部はビクトリア州の州都メルボルンの中心地にあります。キャンパスは市内3か所にあり、いずれも最新のテクノロジーを取り入れた近代的な設備を誇っています。ベトナムのホーチミンとハノイにもキャンパスがあり、海外キャンパスを合わせて学生は10万人近くいます。さらにシンガポール、香港、中国、韓国、インド、ヨーロッパ、北米など多数の大学と連携し、200 以上の国から1万8千人の留学生を受け入れています。海外に留学する学生も多いです。

工学、デザイン、建築、ビジネス、法学、メディアコミュニケーション、教育、社会科学、健康科学、生命科学、ファッション、商学、不動産など幅広いコースが設定され、企業と連携した実践的なプログラムが実施されています。アート、デザイン、建築、メディアコミュニケーションの分野は高い評価を得ています。

大学ホームページ


1号館のフランシスオーモンドビルディング(Francis Ormond Building)はRMITの象徴的建物です。近代的なビルが多い校舎の中にあって歴史を感じさせる重厚な建物です。スコットランド移民で農業資本家であるフランシスオーモンドの名を冠したこの建物は、労働者階級の教育問題に多額の資金を寄付した彼の業績を讃えて付けられました。

街中の校舎は周囲に溶け込んでいます。

メルボルンの街中にある校舎

校舎の内部

スタッフルーム
図書館
図書館
図書館


キャンパス紹介ビデオ(YouTubeより)


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