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大学の先生の肩書き(中学生の声)

*中学生のボクは架空の少年です。

テレビを見ていたら大学の先生がコメントをしてたんだけど、肩書きに「先任准教授」と書いてあった。ボクは「専任」の間違いだと思ってお父さんに聞いてみた。するとお父さんは「間違いじゃないみたいだ。そういう肩書があるらしいぞ」と言った。お父さんもよく分かっていないようだ。

大学の先生と言えば「教授」とか「准教授」の人がいるよね。あと「講師」や「助教」という人もいる。「准教授」は昔は「助教授」って言ったらしいけど何で変えたんだろう。お父さんは「助教」と間違えやすいって言ってる。「助教」と「助手」も似ているね。「名誉教授」っていうのは立派な仕事をした先生がもらうんだよね。「名誉」なんてすごいね。それも一生ものだ。そう言えば「栄誉教授」というのもどこかで見たことがある。でも、肩書を一生背負って重荷にならないかなあ?

ボクのおじさんも大学で教えているけど、聞いたら「特命教授」って言ってた。「特別に任命された教授」っていう意味らしい。なんかドラマの「特命捜査官」みたいだ。他に「特任」とか「特別」「客員」「特定」なんていうのもあるらしい。ボクの中では職階と雇用形態がごっちゃになっているけど、そもそもそんなに細かく分けるのはどうしてだろう。それぞれどう違うのかもボクにはよくわからない。

まあ、ぼくは大学の先生になるつもりはないからいいんだけどね。えっ、どうせお前には無理だって? わかってるよ、そんなこと。


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