ルールを守るのは当たり前じゃないの?(中学生の声)
*中学生のボクは架空の少年です。
石破首相が所信表明演説で5つのことを守るって言ってた。
1 ルールを守る
2 日本を守る
3 国民を守る
4 地方を守る
5 若者・女性の機会を守る
もちろん「主語」は政府だよね。国や国民を守ってくれるなんて「守護聖人」みたいだ。すごいなあ。みんなが安心して暮らせるようしっかり守ってほしい。
ところで、ボクにはひとつ疑問に思うことがある。一つ目の「ルールを守る」についてだ。他の4つと意味合いがちょっと違うように感じるんだ。国や国民を守るのは政府の「仕事」だけど、ルールを守るのは「仕事」じゃなくて自分たちの「姿勢」や「態度」だよね。「義務」とも言える。「仕事」と「義務」が並列になっているのが奇妙に感じるんだ。こういうのを「違和感」っていうのかな。
ルールを守るのは当たり前でしょ。それをわざわざ達成目標にするっていうのはどういうことなんだろう。他の4つは実現がなかなか難しいかもしれないけれど、「ルールを守る」のは良識のある人だったら誰だってできる。と言うか絶対実行しなくちゃいけないことだ。政治を担っている人の中にはそれができていない人がいるっていうことだろうか。
そもそもルールを守れない人が政治を担うなんておかしいよ。そんな人たちに政治は任せられない。ルールを守らないだけじゃなくて、ルールに違反しても何だかんだと理由をつけて逃げている人もたくさんいる。中にはその責任を人に押し付けている人もね。ボクだちだって学校では校則を守らなくちゃいけないし、違反したら怒られる。時にはペナルティも課せられる。政治家だってそれなりのペナルティは必要だと思う。
石破さんがどうやってみんなにルールを守らせるか楽しみだ。
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