動画編集はWindowsかMacか論争

度々YouTubeでもこの話題のサムネイルを見ます。
流石にLinuxで動画編集するぞって方はごく少数だと思いますが、このWindows(以下Win)とMac結局どっちがいいのかに私なりの結論を出したいと思います。
あくまでも主観で、参考程度にしてください。

結論Mac一択(スペックによる)

私の結論としてはMac一択です。なぜかというとMacのFinal Cut Pro X(以下FCP)が使えるからです。なぜFCPが使えるといいのかは後で説明します。

私が今までどのパソコンを持っていたか

まず私のパソコンの使用遍歴はWindowsを27歳くらいまで使ってました。
それも富士通のWin XPからVista、Win7 Win8まで使用してました。
ちなみにWin7は自作のPCです。当時は低予算でそこそこのスペックのWinが組めたんです。今ではグラボのスペック等が底上がりしているので鬼Winマシンみたいなのはお金かければ作れると思いますが。

初のMacBookPro購入

30歳あたりで初めてMac Book Proを購入しました。確か13インチだったはずです。当時25万くらいだった気がします。メモリは16GでSSDは512Gだった記憶があります。ニコニコ24回払いです。

初めてMacを開いた時はそれはもう感動しましたね。
高くて買えないと思っていたので。

その頃からYouTubeチャンネルを作って歌ってみた動画などを作りました。まだiMovie使ってましたね。その頃から動画編集に興味を持ち始めて、YouTube動画を漁りまくってました。

そしてFCPがちょうど3ヶ月無料だったのでそのままFCPを使って編集の幅が広がったころ、運よく知り合いの経営者から動画編集してみない?と言われて、やってみようと思い受けました。ギャラは2万です。すごく運がいいですね。最初の仕事が1本2万ですから。内容も10分ちょっとのせどりをやってる人のセミナーで流す用のVlog動画みたいな感じでした。

しかし、ボイトレのレッスン(講師として)に行く途中自転車のサイドバッグに入れていたMacの液晶が見事に割れてしまったんです。

ちょうどローンも払い終えた頃です。

流石に泣きましたね。

その頃からすでに動画編集の仕事を少しずつやっていたので、パソコンがないと仕事ができないんですよね。もう翌日には新しいMac Bookを買いに行きました。

泣きの2台目MacBookPro

2台目のMacはMac Book Pro16インチのメモリ32G、SSD512Gだったかと思います。前のMacでメモリがどうしても足りなくて結構ストレスが溜まることが多かったのでメモリは32Gにしてあとは同じような感じです。

確か35万くらいでニコニコ24回払いです。

かなりFCPがサクサク動くようになり、プラグインなどの購入もガンガンしてました。
そこでもっと映像を勉強したいと思いblenderという3Dソフトを知りました。

これがまた面白い。
3Dのモデリングが楽しいんすよね。

ただしここで重大な事実に直面しました。
モデリングはできるけど動かすことができない。
そう、スペック不足です。

モデリングはできても動かすことができないんです。

泣きました。

せっかく3Dやるなら動かしたいと思うでしょう。

あともうひとつ不満に感じたことがあります。

当時Adobeのコンプリートプランをすでに契約していた私は、もっと複雑なアニメーションを作りたいと思い、AfterEffectsを勉強してたんですが、これがまた重いんですよ。

勉強しようにもスペック足りなさすぎて一つのアニメーションMV案件でものすごい時間かかりました。それはまぁ3Dでアニメーションで作ってたので当然重くなりますが。

そうして決意しました更なる上のスペックを目指そうと。

そうして現在使ってるMac Studioに行きつきました。

デスクトップで充分だった

現在Mac Studio M1を使用しています。メモリは64G、SSDは512GでM1MAXです。

当時で40万弱でした。

そもそも外で仕事しない事に気づいた私は据え置きでいいんじゃないかと思いデスクトップ型にしました。

前のMacBookProは10万で友人に売りました。

そこからblenderも動かすことができ、Aeもだいぶ軽くなってストレスもかなり軽減されました。

そして2年以上経った今も問題なく動いています。ただ不満な点はSSD512Gですぐいっぱいになってしまうので次買うときは100万くらいのMac Studioを目標にお金を貯めています。

なぜMacがいいのか

話は戻って、動画編集を仕事にする上でなぜMacがいいのかを書きます。

冒頭でFCPが使えるからと言っていますが、まさしく答えはそこで、まずPremierを使えるようにするためにサブスクで単体でも月々2000円くらいします。しかもPremierだけ使えるようになっても正直意味ないです。PhotoshopやIllustratorを使えるようになって初めてまともな仕事ができるようになると思った方がいいです。

その分FCPは買い切り36000円くらい(当時の価格で今だと40000円ちょっと?)
それだけで安心感ありますし、事実、FCPだけでも月20万円くらいは全然いきます。

ただ、やはりランサーズなどのクラウドソーシング見ても、Adobe限定の案件が非常に多いです。これは制作会社がAdobeを使ってるパターンが多く、後々修正が自社で行えるようにというところでAdobeのみの案件が多いんです。(正直あとはこっちで直しますなんでのはあまりなく、末端の作業者にやらせるのが現状多いですが。)

それを見て、やはりPremierを勉強しなくてはダメだなと思いPremierを使い始めました。

そうするとどうでしょう。

FCPも使えてAeも使えて、Premierも使えるハイブリット編集者になれたわけです。

どのソフトも良さを理解しつつ、使い分けることができるようになったんです。

実際に求められるソフトの割合

クラウドソーシングでソフト指定の案件は多いです。
その中で経験した上での体感の割合を書きたいと思います。

1位 Premier 7割
2位 FCP 2割
3位 その他1割(ダビンチ、フィモーラ、CAPCUT、VREW等)

ゆっくりムービーメーカーというのもありますが、基本的にゆっくり案件はWinしか使えず、しかも時給も300円くらいになる案件しかないので入れていません。

これを見てわかるように、 Winだと7割と1割の合計8割しか仕事が取れませんが、Macならほぼ全部取れるんです。

この手から見てもMacの方が動画編集を仕事にする上で案件が取りやすいんです。

ただしスペックによる

最後にMacの方がいいとしてもスペックと予算を考えなくてはいけません。
どこかのスクールがMacBook込みで40万弱で講座を売ってるみたいですが、MacBookとしか書いてない場合は注意して下さい。

今後MacBookAirごときのスペックでは動画編集なんてストレスしか溜まらないので絶対にやめた方がいいです。自己投資と思うなら最低でもMacBookProのメモリ32G以上を買ってください。でないとライバルがクッソ多い現在、まず勝てません。

以上、動画編集、映像制作を仕事にしたい人の少しでも参考になれば。

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