【 ボディレンタル論 】
また一風変わった考え方が
脳裏をよぎったので忘れないうちにメモしておく
【 ボディレンタル論 】
普段何気なく生活しているなかで多くの人が
じぶんのカラダはじぶんが動かしているものだと
当然のように感じているかもしれない
けれども実際はどうか
自在に操れるようでいて緊張すればミスをするだろうし
無意識に自分の予期せぬほかの行動を取ってしまったりもする
そもそも人間みんな歳なんかとりたくないはずだ
それをカラダが勝手に成長し、終いには劣化していく
気合いで若い頃のままでいられる不老長寿の人間が現れたなら
ぜひお目にかかりたいものだ
そう考えると
人は一生チェンジなしの契約条件で
じぶんのボディをレンタルしてるようなものかもしれない
じぶんのコレを借りる時に
何を血迷ったかしれないけれど
わたしはコレを選んでしまった
ほぼじぶんの理想通り
上手に選べた方は非常にラッキーです
とはいえ
それでさえレンタル期間中は
絶対に取り替え効かないので
少しの傷や故障が生じたとしても
必死で修理しながら利用していく他ない
( 人間て生物界最強の栄華を極めた生き物のように思われがちだけど、一体からは絶対離れられない脆い単体生物なんだなぁと感じる 仮想でなら離脱体験できるけど、現実世界ではデッカいヘルメットつけてベッドに横たわった珍妙な姿ですからね あれ今じゃ誰も違和感指摘できないくらい浸透してきたけどぶっちゃけ変です )
そしてレンタルボディはどれも例外なく劣化をする
リース契約してるパソコンだったりすると
古くなれば最新機種に取り替えてもらえたりするサービスもあるが
レンタルボディにはそれがない
たとえどれだけお金を持ってても取り替えてはもらえないのです
アンチエイジングが大流行りしている昨今
ボディメンテナンスに躍起になる気持ちもよくわかる
だけど
やっぱりそれでもレンタルボディは衰えゆくもの
たとえいくら嫌いになって
叩いたりつねったりリストカットして傷をつけても
それでも離れられないのが現実
薬物でトリップ体験した後
夢から覚めてみても
やっぱり夢をみる前の辛い変わらない現実があるのと同じです
わたしはわたし
カラダもまた一生同じカラダなのだな と