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障害年金基礎講座 57 年金証書 5

  年金証書について、いよいよ右下の囲みについて。
  
  障害の等級という箇所に、●級●号と印字されているが、
 この●号というのは通常気にする必要はない。複数の障害で
 併せて障害の等級を検討する際に使われる分類であって、
 2級であれば2級であり、2級の中に段階があるものでは
 ないのでご安心を。

  診断書の種類とは、障害別の診断書の種類を指している。

  以上、障害の等級、診断書の種類というのは、その人が
 今回障害年金をもらうようになった際の基礎データとして
 登録されることになる。

  最後は、次回診断書提出年月。これは次回の更新時期を
 あらわしているが、この箇所が米印になっていて、数字で
 何年何月になっている人は無期認定と言って、以降の更新
 手続は不要で、今回決まった障害等級で障害年金が今後支
 給されることになる。(但し、症状が固定化しており、今
 後状態に変動がないような場合であるので、全体としては
 ごく僅か) ただ1つ例外があって、障害厚生年金を共済
 組合に請求して、2級以上になった際に日本年金機構から
 発行される年金証書にはこの箇所の数字は入っていない。
 その理由は共済で今後更新の手続を行なうことになるため
 で、共済が発行する年金証書の方に次回更新年月が書かれ
 ているので、確認したい。

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熊本県 合志市 野々島 5359-1
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