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北陸富山にて 幼い頃育った土地の空気感と美味しいもの その3(完結編)

1,雄大な景色(少年時代の世界観)



またまた続編である。

13日の午前中だけ研修で、後は立山山麓の上市町にある、研修を主催した夫妻の自宅でもある古民家に移動して、いろいろ皆で語りながら合宿だった。

立山連峰に近い、上市町の夕焼け写真を掲載。

もう、言葉のいらない美しさだった。


のどかな街に沈む夕陽

日頃の都会疲れをはっきり自覚している私にとって、求めていたのはこのような光景だったのかもしれない。

翌朝、散歩した時に、綺麗な空気をたっぷり吸いこみながら歩いた田園地帯の写真がこれだ。


まさに「少年時代」の世界観!

すいません、スマホカバーが、もやっと映っていますが、綺麗に処理できませんでした。

まさに、映画、マンガ、そして、井上陽水の歌である「少年時代」の世界観。

あれこそまさに、戦時中、富山県の東部地方に疎開してきた少年と、地元の子どもたち、特にガキ大将との愛憎の物語だ。

歩を休め、イヤホンをはめて井上陽水の「少年時代」を聴いた。

・・至福の感覚だった。

ちなみに、今回、「少年時代」の原案になった小説、「長い道」と言うのだが、静岡に住んでいた高校の頃から、「どこかに無いだろうか?」と探して来たのだが、なんと帰り際、何となく富山駅ビルのくまざわ書店に行くと、「秒で」発見して、買うことができた。

「本場」に来るということは、こういうことかと一人で感動した。

2,至福の美味いもの

ちなみに、合宿では、夫婦が皆に美味しいものを買ってきて、振舞ってくれたが、富山のお土産の定番であるこれを食べることもできた。


名物「ますの寿司」


※取り分けた後の写真で申し訳ないです

県外から富山県へ観光に来た人が、一番人気で買って行くという名産「ますの寿司」である。

ここで、ただで食べられるとは、本当に嬉しいことだった。

相変わらず美味かった。

子どもの頃、冠婚葬祭のため、両親だけ岩手県に行った時、帰りに富山駅で買ってきてくれて、その時にすごく美味しかったのを覚えている。

その他、名産「呉羽(くれは)梨」や、とにかく、首都圏のスーパーのものとは味の質がやはり違うと認めざるを得ない刺身、上市町名産の里いも汁、などで夕餉を囲み、語る時間はとても楽しかった。

3,総括

翌日、お土産を買ってから夕方の便で帰ったわけだが、本当に研修そのものはもちろん、見聞したものも全てがキラキラして見えて、素晴らしい4日間だった。

幼い頃に住んでいた土地に、長じてかなり久しぶりに行く。

しかも、幼い頃はどこへ行くのも親が一緒だったが、全て自力で行動すると、全く違う感覚で見える。

恐らく、大きくなるまで同じ土地で育ち、帰省しているような人たちも、年齢を重ねるごとに、同じような感慨があるのではないだろうか?

また今回のIPS(意図的なピアサポート)研修は行うようだし、日々の人生をしっかり送って、またいつか富山を訪れたい、と本当に思っている。

その時は、どんな空気が感じられ、景色がどのように見えるのかな‥


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