明石市を追随しない神戸市の3つの理由③
神戸市は兵庫県を背負っている
これが神戸市と明石市との一番の大きな違いだと思っています。
神戸は兵庫県民のため、大都市の役割を担い続けなければなりません。
大阪の「ベッドタウン」でなく、兵庫県の「大都市」として。
明石市の政策がどんなに素晴らしくても追従は許されないのです。
もし神戸市が大阪市のベッドタウンになってしまうと
満員電車の激化
今まで神戸市で降りていた人も大阪まで乗るので、神戸線の満員電車が深刻化します。地元愛の低下
買い物や遊びは大阪まで出ないといけない県になってしまいます。岐阜県民が名古屋まで買い物に出かけたり、滋賀県民が京都まで遊びに行く構図と同じようなものです。人口減少
神戸市のベッドタウンになっていた周辺の市町村は軒並み人口が減ります。(神戸市中央区は居住エリアが広がって、住む人は増えそうですが)
阪神間市町村の「大阪・神戸」に両都市に近い魅力もなくなり、大阪に近いほど人気のエリアとなります。兵庫は奈良や和歌山と差別化を図る必要があります。
以上の理由から、神戸は明石の政策を追従しないのです。それでもあなたは神戸市に明石市と同じ政策を求めますか。