神戸が他都市を凌ぐ点とは ②有馬温泉
今回は神戸市の強みの一つである「有馬温泉」について述べます。
有馬温泉は日本三代温泉の一つで、神戸市中心部から僅か30分(新幹線駅から25分・空港から55分)ほどの距離にあります。
「温泉」というカテゴリーでは京阪神で抜きん出ており、高い知名度と立地に恵まれたな温泉地は全国屈指です。
外国人観光客獲得を目指して
外国人観光客が喜びそうな「日本らしい」街並みが少ない神戸市内で、貴重な風景が広がっています。神戸市が苦手とする「インバウンド戦略」は有馬温泉をどう生かすかに掛かっています。
神戸市は海外旅行気分を味わえる街歩きが楽しめますが、それは日本人にとってのみです。外国人にとって海外文化を色濃く反映した建物や場所は「日常」でしかありません。
神戸市は異国情緒溢れる街並みを捨て、有馬温泉一本で京都・大阪の観光資源に対抗する必要があります。
神戸市にありがちなことですが、日本国内外のPRとして「多様性」を打ち出す癖があります。「神戸市なんでもあります」...と。
ただ、個性が強い京都・大阪と渡り合うには、両都市にない「温泉」で推すべきではないでしょうか。港町も異国情緒溢れる街並みも捨てて、日本三大温泉を抱える街「神戸」で売り込んでこそ外国人観光客の選択肢に入ります。
京都・大阪で観光した後、温泉の街「神戸」でゆっくりしませんか。
このフレーズで外国人観光客を呼び込みましょう!(六甲山・神戸牛については後日記述します)