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西表島の製糖工場でのバイト

前回の記事のとおり、公務員辞めた後に行った西表島での仕事についてです。
前回の記事↓


製糖工場という、さとうきびから黒糖を作る工場での季節労働です。
私は2023年12月から2024年4月まで働きました。
様々な部署があり、勤務時間は8:00〜20:00の昼勤、20:00〜翌8:00の夜勤の二交代制でした。
女性は夜勤無しなので、私は昼勤のみの部署へ配属されました。
休みが無い部署もあるのですが、私のところは5日に1回休みだったので、無理なく働けました。
男性だったら、かなり稼げる季節労働です。

仕事内容はシンプルで、工場に搬入されたさとうきびの甘さをはかるというものです。
簡単に説明すると、搬入されたさとうきびを数本運ぶ→さとうきびを専用の機械でカットする→さときびのひげや根っこをカマで削ぎ落とす→専用の機械で細断する→専用の機械で圧縮してジュースにする→甘さをはかる、という流れです。

さとうきびの搬入が多い時は、とても忙しいですが、天候が悪くてさとうきびの収穫ができない時はかなり暇になります。

農家の代表として、地元の方が立ち会うのですが、西表の話を色々聞けてとても楽しかったです。

大量のさとうきびが搬入される

女性が働ける他の部署は、黒糖の製造に直接関わるところだったので、白衣を着たり、決まりが厳しそうでした。

寮は新築でとても綺麗で快適でした。
個室で、洗濯機、乾燥機、シャワー室、冷蔵庫は供用です。
女性が3人しかいなかったので、使いたい時にシャワーや洗濯機を自由に使えたので、ストレス無く生活することができました。
男性寮には、乾燥機、エアコンがついてないため、40名程いる男性陣は大変そうでした。

快適すぎて文句なし
なつかしい

食事は、朝晩は食堂で、昼はほっともっとのお弁当が支給されました。
食堂のご飯はとてもおいしかったです。

職員の方に西表事情を教えてもらったり、飲みに連れて行ってもらったりして、ありがたかったです。

正直、仕事はあまり好きではなかったのですが、ここでたくさんの出会いがあり、ここにきてよかったと思いました。
ここで出会った人たちは、私が生まれ育った環境や、そのまま公務員を続けていたら出会えない人たちでした。
旅人系の人が多く、みんな自分の好きなことをやっているような人たちで、私は彼らに刺激を受けました。
私も彼らのように、楽しくて面白くて魅力的な人間になりたいです。
一緒に遊んでもらって、とても楽しかったです。
新たな世界が開けた気がしました。

みんな請福買ってた

毎年、メンバーは変わりますが、外国人も多く、面白い人に出会いたい人にはおすすめです。
夏頃に募集をかけているので、求人サイトから応募することができます。
気になる方はぜひ行ってみてください。
こんな社会不適合者な私でも、楽しく過ごすことができました。
もう一度言いますが、仕事は楽しくないです。

西表島が好きになりました。
今度は夏に行って、また違う西表島を感じてみたいです。

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