2024年 ヴァンガード ちほうかっぷ高崎環境予想
前回大会からの環境の動き
前回の熊本会場は、どのデッキにも有利のつく猩々童子を環境の中心として、残り2枠をある程度のデッキパワーのあるデッキで固める環境でした。新弾発売翌日という新規カードの研究の進んでいない状況だったため、宿命者はさほど上位に組み込まなかった印象でしたが、研究の結果この点どのように変わってくるかが今回のポイントかと思います。
環境の構図
環境の構図は、依然として猩々童子+2枠と考えられます。
明確な不利対面がほぼない猩々童子を確定枠として、対面を問わず1勝をもぎ取りやすいデッキ(ブラグドマイヤー、ヴァルガ等)や、動きの再現性の高いデッキ(超越等)で脇を固めていくなど、チームとしての考え方が重要になってくると思われます。
逆に、猩々童子に誰かが当たることを前提に、1ターン作りやすいデッキ(トリガーを戻せるレザエル、自身でパワーの上がるリシアフィール、インパルディオ等)で構成するのも1案かと思います。
注目デッキ
凌駕の運命者インバルディオ
ここ数ヶ月の環境と同様相当数のデッキに十分上位を狙えるスペックがあるため、今回もどんなデッキが上位に食い込んでもおかしくありませんが、大きなポイントとして、猩々童子のアタックを手札消費を少なく耐えられる点があります。
専用のセットオーダーによってダメージを受けるたびにパワーが上げられるデッキです。
超越デッキほどではないとしてもターンを重ねるほどインバルディオ側のアタックが強くなるため、猩々童子以外のデッキにも十分戦える点、その他のデッキに対しても戦えるため、大変立場がいいデッキかと思われます。