2024/9/21ヴァンガード WGP京都環境予想
前回大会からの環境の動き
前回の群馬(高崎)会場では、猩々童子とシラヌイを中心とした環境に、一定以上のスペックを持つデッキが脇を固め、2〜3枠目を争うような環境でした。
リシアフェールやインバルディオといった宿命者が、2〜3枠目及第点の水準を満たしていたこともあり選択肢選択肢に加わった環境だったように思います。
今回は、前回大会から1月が経過しておりその間に宿命者の研究が進んだほか、安定した火力とストライドデッキセット2種が新たに追加されました。
既存デッキに大きな変化はありませんが、ストライドデッキセットの中でもナイトローゼは高いリソース獲得と完全ガードを使い回すギミックを備えているため、相応に使用者を占めると思われます。
環境の中心
環境の中心は相変わらず猩々童子から変わらないかと思われます。
特に環境に淘汰される要因もなく、むしろプレイングに習熟してきたプレイヤーが増えたことから、チームに1人はいて良いデッキになろうかと思います。
得意なデッキは多い一方苦手対面も少ないことから、童子を使う側はかなり勝つことを強いられますし、当たってしまった側は何かの拍子に運勝ちするよう祈るのが建設的です。
新たな注目デッキ
ナイトローゼ
ストライドデッキセットの中でも、手札と盤面の再現能力に長けている他、完全ガードを使い回すことができるため、特に5回以上の攻撃をしてこないデッキに対して非常に良い立ち位置を持ちます。
しかし、ターンが伸びる都合から時間切れのリスクが高く、使用するプレイヤーはどちらもコンスタントな進行が求められます。
ブラック
ヴェルストラの基盤を本家と遜色なく使えるのすごいですね。
本家と違い、オイリアンテのバーンはできませんが、フェンリッタと除去を連打することで一方的にパワーマイナスとボードアドバンテージを取りながらの連続攻撃が可能です。
コストのやりくり次第で20000前後のマイナスを飛ばしながらの6パンは環境内でもかなりの圧力を持ちます。
一方で、上手くパーツが揃わなかった時のブレがそれなりに起こるので、個人で全勝を目指せるデッキとは言い難いところが難点です。
柵越え予想
今回も、猩々童子以外は何が勝ち上がってもおかしくありません。
予想というわけではないのですが、ナイトローゼという時間切れの起こしやすいデッキが台頭してきましたので、一定数時間切れで黒星となる試合もあるかと思います。(お互いの問題なので双方に早くプレイする意識が求められますが)
よって、時間切れしないよう使い慣れた山であれば、一番スムーズにゲームのできる自信のあるデッキを持ち込むのが一番良いように思います。