連載 2024 ちほうかっぷ広島、新潟〜の環境②リリステ爆誕
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リリステ発売後の注目デッキ
7/5ついにリリステのEBが発売されました。
この段で旧弾でリリースされていた複数のライドラインに強力なサポートやメインのヴァンガードが追加されました。
これによって、従前からどのように環境が動くのか考えていこうと思います。
リリステ基礎パーツ
リリステには、特定条件下で効果の発動する前国家に配られているカード(通称互換カード)やどのデッキでも出張できてかつ一定の動きを担保できるカードが高水準で揃っています。
代表的なものとして
ラヴィング・ピンク フランセット
クーリングハートユイカ
があります。
上記2つのカードはG2以前に盤面に広げたカードを手札に戻して温存、再利用する事で殴り返しによるアタッカー殲滅のリスクを低減したり、蘇生やサーチでコールしたガード値やペルソナライドを繰り返し使うことで終盤の失速を予防することができます。
もちろん絶対入れなくては行けないカード群ではないのですが、入れる事である程度の序盤の動きを担保することができるため、リリステを組む上では必ず考慮すべき事項です。
他にも「びすこってい」サイクルや、「今夜だけの魔女 ストレージャ」など登場時能力を複数回使えるギミックと噛み合わせがよく、他の国家より総合的なスペックが高くなりがちなカードもありますが、ギミックと噛み合わないと採用ができないのでここでは割愛します。
キョウカ
新規の最注目デッキと言って差し支えないと思います。
専用オーダーによる蘇生と、キョウカ自身の軽コストのサーチ効果によりガード値やアタッカーを確保しながら安定した4〜6回の攻撃が可能です。
また、このデッキはギミックを成立させるためのカード+完全ガードの必須枠を除いた自由枠のカードが11枚あるため、リリステの汎用セットを採用しやすくなっており、結果的に3〜6ターン目のどこにもフィニッシュを作れる柔軟性を持っています。
追加後の環境
ここのデッキで個別に研究は進んでいるかとは思いますが、現時点で明らかなデッキパワーの差を感じる新規のデッキはキョウカのみとみています。
これから各地の大会などで結果を残してくるデッキ次第で、通りのいいデッキが循環してくるのではないかと予想しています。
前環境で幅を効かせていた超越も、平均キルターンが後ろ寄りになれば今後増えてくるのではないかと思います