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ヴァンガード 環境予想2024年 WGP大阪


前回大会からの環境の動き

博多大会は、従前からの一定以上の出力があればどのデッキでも上位を狙える環境の延長に、リリステの強化が入ったデッキ群を混ぜた環境でした。
リリステの強化には、飛び抜けて強いデッキや対策方法が成熟していない押し付けデッキがなかったことから、結果的にデッキパワーの比較でデッキ選択をしたプレイヤーが多かったように思われます。
結果的に、予選の全勝枠にはシラヌイ、ヴァルガ、猩々童子といった、比較的相手を選ばないデッキパワーのライドラインが残りました。
デッキパワーの比べ合いを行なっている環境では新たなデッキの開発がなければ比較的環境に動きはありませんので、今回も基本的に変化はないものと思われます。

環境の中心

上記のとおり、デッキパワーの高いデッキがひしめく環境になるかと思いますが、いくつか例を挙げようにも数がかなり多いので、単なる強そうなデッキ列挙になってしまうのですが一応あげようと思います。
先にここでいうデッキパワーが高いデッキについて定義づけをしていくと、
①平均的なキルターン(4ターン目前後)でゲームを決めることができる
②高いパワーで4回アタックできる、またはダメージトリガーを超えて5回以上アタックできる
③運が良ければ(ヒールや超以外のダメージトリガー)相手の4ターン目を凌げるガード値
④①〜③を実現する再現性が高い
⑤特定のカードを通常ドローとドライブ以外で確保できる

となります。全てを満たせている必要はありませんがある程度満たせているデッキは
シラヌイ、ヴァルガ、猩々童子、八雲べに、ルアード、リアノーン、レザエル、キョウカ
あたりになるかと思います。
高確率で当たることを考えて、自身のデッキはこれらのデッキに張り合えているかで選択するのが良いかと思われます。

注目デッキ

ストーイラージャ
先に述べた基準④⑤を満たせているとは言い難いのですが、個人的にあるかなと思うデッキです。
オーダーによる蘇生と序盤からの3面並べての速攻が仕掛けやすい他、後攻3ターン目から20000以上の要求で5回のアタックが可能な為、非常に序盤の出力が高いです。
また、ドライブ減と3000マイナスは意外と刺さる対面が多く、特にvスタンドをするデッキには強力です。
デバフお構いなしにリアガードで突っ込んでくるデッキには相性が悪いのですが、個人的には一押しです。

ブラグドマイヤー
ディバインスキルによる強力なフィニッシュ能力が持ち味のデッキで、あらゆる対面に一定の理不尽ゲーを押し付けることができます。
これまでは聖歌オーダーによる盤面からの完全ガードを投げてくるレザエルやルアードが天敵でやや通りが悪い印象でしたが、これらが減った為復権してくるのではないかと思われます。
依然、猩々童子にはバインドゾーンからガードを投げられてしまいますが、それ以外のデッキにはそれなりに通りがいいのではないかと思います。

上位予想

今回も、上位のデッキは混沌としている印象です。その為、ライドライン選抜なども非常に読みにくい環境となっています。
出力が高い上ブレの少ないシラヌイや猩々童子擁するチームが上がってこないとは考えにくいのですが、それ以外はどんなデッキが上がってきてもおかしくないかと思います。


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