2024年デラックス京都環境予想
前回大会からの環境の動き
前回の大会であるブシロードカードゲーム祭での中心は、
前環境から耐久力の高いゾルガ、決定力の高いブラグドマイヤーに加え、取り回しの容易で十分なデッキパワーのあったレザエル、ヴァルガドラグレス等が占めていたように思います。
一方で、その他のデッキも中心デッキに数段劣るということはなく、予選ラウンド終了までであれば多くのデッキが勝ち上がる可能性があったように思います。
フェスティバルブースターによって追加されたオーバートリガーとレガリスピースによってデッキの細かいチューンに選択肢が増え、既存のプレイングの裏をかかれるシチュエーションは増えたように感じますが、全体の分布に影響はなかったように思われます。
今回カードプールは変わりませんが、変更がある要素としてとして、3国家に追加された盤面からガーディアンに移動できるセットオーダー(以下 聖歌)によって高い耐久性を得たデッキ群が台頭してくる可能性があります。前回は手に入れられた人が限られることと、おそらく調整時間の関係から未だ下火だったかと思われますが、次回大会ではある程度の母数が増えると思われます。
注目デッキ
聖歌採用デッキ
・・・今回良くも悪くも最も注意が必要なデッキかと思われます。完全ガードを盤面から移動させることで、(立ち回り次第で)上位陣のブラグドマイヤー、ゾルガ、ヴァルガドラグレスの攻撃を止められる為、これらのデッキが少なからず勝率を落とす要因になると考えています。
採用先としてあり得そうなレザエル、ルアード、リアノーンあたりのデッキでは、蘇生などによって手札から使った完全ガードを繰り返し使いまわせる状況が生じるため耐久性が大きく向上しています。
しかし、いずれも元々の攻撃性能を落として守護者をコールしているため、決定力には欠く上、除去によりコンセプトの崩壊が予想されるため、一色にはならない印象です。
また、使用者には25分の時間内でゲームを終わらせる技量が求められます。結果的に両者負けはただの負けと変わりません。ミラーが生じるといわば自爆で上位には残れないこともあると思います。
柵越え予想
ゾルガ
ブラグドマイヤー
ヴァルガドラグレス
レザエル
ルアード
・・・満遍なく全てのデッキに通りがよく安定した勝率の出せそうな上3デッキと、それらに耐久で勝ち筋を作れる聖歌採用デッキの中でも特に安定した動きの実現できるレザエル、ルアードは上の方に上がってくるかと思います。
ただし、聖歌採用デッキに関しては、相当にプレイの速い選手が3名揃っているチームでないと勝ち上がれないかと思います。
優勝予想
ゾルガ
レザエル
その他1つ
・・・大変アバウトなのですが、それくらい多くのデッキが勝ち上がる可能性のある環境だと思います。
これまであげていませんが、バーンを交えつつフィニッシュターンを作れるヴェルストラ、パーツさえ揃えば1ターンに7回攻撃できるシラヌイ、除去耐性とデッキ回転の安定性を兼ね備えたエバ、4ターン目の火力の高いドラジュエルドどれも勝ち残っていておかしくないと思います。
その中でも、不利対面の少ないゾルガ、レザエルのいるチームは着実に勝をとってくると考えたため、上位になればなるほど、これらを擁するチームが上がってくると考えています。
環境に対して独自で考えることで、チームの編成をかえる余地がある、いい環境ですね。
優勝目指す側の視点だと環境が読みにくいですけど…。
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