2024 ヴァンガード リリステカップ環境予想
2024年の8月に京都と東京で開催されるリリカルモナステリオだけが使用可能な大会「リリステカップ」。
今回はその環境について考察していこうと思います。
環境の特色
リリカルモナステリオのライドラインは他国家に比べても多彩ですが、高いパワーと高い再現性を兼ね備えたデッキが多く存在します。
反面、除去など相手の行動を阻害できるカードは多くないため、基本的にはやりたいことの押し付け合いに終始します。
さらに、先行3ターン目から致死レベルのアタックを繰り出すデッキも多いため上位に勝ち上がろうとすると先行でブン回りされることを視野に入れなければいけません。
これらを考慮して、主に以下の項目で優位性を持つデッキが上位に上がってくるかと思われます。
①先行3ターン目から4パンないしそれに並ぶ特攻力
②完全ガードを抱えるだけドロー、サーチする能力
③トリガー込みでも相手ダメージ4点から2点詰める能力
環境の中心 高打点・クリティカル当てたら勝ち4パンデッキ
上記の要素をある程度満たせるデッキは以下のとおりとなろうかと思われます
ミチュ、ルーテシア、シャルモート
これらのデッキは3回以上のドライブチェックに加えてそれぞれのアタック値が非常に高いデッキ群です。
5回以上の攻撃ができるデッキではないですが高いパワーでクリティカルを絡めながら詰めていくデッキなため、数に限りがある完全ガードを如何に効果的に使うかが大きなポイントになります。
対面する側の視点では、そもそも完全ガードがなければクリティカルが絡まなくてもゲームエンドまで持っていかれるスペックがあるため、マリガンで完全ガードをキープするプレイングすら視野に入ってくるでしょう。
この「高打点・クリティカル当てたら勝ち4パンデッキ(仮称)」を使うか、使われる前提で完全ガードの抱えやすいデッキを使うかどちらかを選択することになろうかと思います。
対抗馬
❶カイリ
長所として
・後攻でのスペリオルライドによって後攻の不利をある程度返せる点
・トリプルドライブによるヒールトリガーの誘発、およびドローソースを絡めたガード値の確保がしやすいこと
・高打点4回のリアガードアタックが可能なこと
が挙げられます。
難点としては、使うユニットをある程度素引きする必要があるため、1日を通してどこかでしかたない事故が起こる可能性があることでしょうか。
❷キョウカ
長所として
・豊富なサーチ手段があり完全ガードやパーツが確保しやすい
・ユイカ、フランセットと蘇生によって完全ガードの再利用が可能
・攻撃回数が多い
が挙げられます。
難点としては、キョウカのサーチ効果がランダムなため、噛み合わない試合が出ることと、オーダーを切らした試合が厳しいことでしょうか。
❸ウィリスタ
長所として
・豊富な多重ドローとサーチ効果を持つため、動きの再現性が高いこと
・5パンできるデッキであること
・ペルソナターンの打点が非常に高いこと
が挙げられます。
反面、動きの起点となる宝石オーダーを抱えておく必要があることから、唐突な事故死には繋がりやすいでしょう。
どんなデッキが勝ち上がってくるか大変楽しみですが、私自身はまずキャンセル待ちという0回線を突破できればと思っております。