【エッセイ】手帳のススメ

「年末になって、私今年何してたんだろってなる」
友人とそんな話をしていて、去年の私もまさにその状態だったため、思わず熱弁してしまいました。いきなりすぎて魅力を伝えきれなかったので、改めて整理する意味でnoteにまとめたいと思いました。

お仕事を辞めた時のモヤモヤから、自分を少しでも変えるためにと始めた手帳。おかげで今では習慣となり、以前よりポジティブな毎日を送れています。

手帳を始めたきっかけ

  • 仕事で成長を感じられない

  • 悩みをずっと引きずってしまう

  • 楽しかったこともあまり濃く記憶に残っていない

  • 時間がネットサーフィンで溶けていく

  • ボーっとする時間が持てていない

抱えていたモヤモヤを整理してみると、こんな感じでした。
仕事を教わっても、次の現場ではまた全く別の内容で、
頑張って覚えたことが積み重なっていかないことに、
自分はとても苦しめられました。

目の前の「できない自分」に囚われ、同期が仕事を任される中、自分は1ミリも成長しない。といったネガティブな思考に脳が支配され、
食べる間も寝る間も惜しんで楽しくもない仕事の本を読んだり、退勤後にこっそり残業したりする日々が続きました。

そしてある日限界が来ました。

ニート期間は時間だけは大量にあったので、今までやりたかったことをたくさんやろう!とか、何か勉強しよう!とか考えていました。
ところがどうでしょう。人間時間がありすぎると何もしなくなるのです。
ただでさえ働いていないのに、ダラダラYouTube廃人となる毎日。
ますます自分が嫌いになっていきました。

新しい環境に進めると決まったとき、そんな自分を変えたいと思って手帳を取り入れることに決めたのです。


手帳の書き方

使用している手帳は、高橋書店のデスクダイアリーカジュアル1です。
左のページに1週間の日付と予定が書き込めて、右のページはメモになっています。

  1. 日付欄に「今日やったこと」を書く
    …業後など1日の終わりに今日自分は何ができたのか?を思い出しながら書き出すことで”自分はこんなに頑張ったんだ!”と自覚が持てるようになります。

  2. 日付欄に「今日自分を褒めたいこと」を書く
    …例えば読書など習慣づけたいことをできた日には、それを記録することで頻度の確認と共に”自分を褒めてあげる”ことが身につきます。

  3. 日付欄に「明日やりたいこと」を書く
    …ポイントは明日”やりたい”ことを書くこと。前の晩に書き出しておくことでタスク忘れを防ぐだけでなく、楽しみにしているテレビ番組なども書くことで、”明日が楽しみ!”と思えるようになってきます。

  4. メモ欄にちょこっと日記を書く
    …今日考えたこと、感じたこと、印象に残ったこと、悲しかったこと、怒りを感じたこと、美味しかったもの、直近でやりたいと思ったこと
    などを軽く記録しておきます。
    せっかく大事な時間を使って経験したことを、右から左へ受け流してしまうのはもったいない。できるだけ濃く記憶に刻めるように文字に起こすことが有効だと考えています。
    また、逆に記憶を手放す意味でも書き出します。悩んでいる時など、自分の頭の中だけで考え続けると終わりのないループに陥ってしまいます。文字に起こすことで、負の感情を今日の自分に置いて行って、新たな気持ちで明日を始められるようにします。

やりたいことリストをつける

手帳には大抵フリースペースのメモがあります。
そこに私は「やりたいことリスト」をつけるようにしています。

今年に限らず、人生においていつかは実現したいこと、大きなものから小さなものまで思いついた時に書き出しておきます。

不意に手帳を書いている時間にリストを振り返り、今度の休みは予定がないからこれをやってみよう!とか、友人との予定に迷っている時提案してみよう!とか、時間を有効活用できるようになりました。
すでに今年リストの中から7つ叶えることができています。


手帳をつけることで、自信がついたり頭の中が整理されたり、メンタル面のほか、読書や勉強など小さな習慣を身に着けることにもつながりました。

義務と消費ばかりの毎日にならないように。
手帳生活始めてみませんか?

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