【詩】助手席
君の通知がやっぱりないのか
僕は途方にくれた
君の通知がくる今ごろか!
僕はうれしくなった
何時間でも働ける
できれば何もしたくないくせに
いいところを見てくれ
そんなものが僕のエンジン
あほや
直六ターボの410馬力がグイグイ
うなり続ける
この音が音楽で
これが歌なんだよ
振動して魂ふるえたら
君が大好きだ
あほか
って感じでも
知らんけど君の気持ちは
よその男にあると知っていて
僕はボロボロに君が大好き
負けるとわかっていて
エンジンぶんまわす
誰に笑われてもいい
僕はボロボロポンコツ運転者
何もないトラックの助手席に
いつでも大好きと書いた詩がある
僕はボロボロに君が大好き
僕はボロボロに君が大好き
仮眠しよう
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