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【読書感想】人生がときめく片付けの魔法
みなさん、片付けは得意ですか?
私はめちゃくちゃ苦手だし嫌いです笑
よく奥さんに、
「床に物置かないで!」
「使ったら元あった場所に戻して!」
「もの無くしすぎ!」
など、毎日のように言われております..
特にモノをなくすことがとても多く、人生の半分は探しものをしてるんじゃないかと思うほどです..
片付け得意な人ってすごいですよね..
だって学校の授業とかで習ってないのに、どうやってできるようになるんだと思いませんか..
僕は読書が好きなのですが、奥さんから
「そんな本読むなら片付けの本の1冊ぐらい読みなよ!」
と言われたことがきっかけで本屋で見かけた以下の本を読んでみました。
読んでから知ったのですが、著者の近藤さんはアメリカでもとても有名な方みたいで過去にTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出されたそうです。
印象に残ったフレーズ
・「場所別・部屋別に片付ける」は片付けをする上で致命的な誤り。
片付けは「場所別・部屋別」ではなく「モノ別」で考える。
例えば、「今日は洋服」「明日は本類」のように「ものごと」に片付けすることを推奨されていました。
多くの人が片付けられない原因は、モノが多いから。
モノが増え続ける原因は、自分の持っているモノの量を把握していないから。
持っているものの量を把握できないのは、収納場所が分散してしまっているから。
このため、部屋別・場所別に片付けると無意識で同じカテゴリーのものを片づけ続けてしまうことになり、結局片付けが終わらないことが多いそうです。
・一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせる
片付けはできるだけ短期間に終わらせて、一度でいいので完璧な状態に仕上げること。
こうすると、片付け後の目の前の景色がガラリと変わり、二度と前の部屋には戻りたくない気持ちになるそうです。
片付け初心者だからといって、少しずつコツコツと片付けていきましょう、とか甘ったるいこと言っていてはダメみたいですね..
そして、片付けの順番もかなり重要で、「捨てる」作業を終わらせるまでは収納については考えてはいけない。
理由は片付け中に収納のことを考えると、「これどこに収納したら良いかな?」と考えてしまい手が止まることで、効率が悪くなるためだそうです。
・触った時に「ときめき」を感じるかどうかで判断する
実際に自分の手で触って、ときめきを感じれば残し、感じなければ捨てる。
これが捨てるかどうかの判断基準だそうです。
この「捨てる」作業は捨てることが目的なのではなく、「何を残すか?」が重要となります。
「ときめき」を感じるもの以外を捨てれば、自分にとって持ってて幸せになるものだけに囲まれて生活できる。
僕は糸がほつれた服もまだまだ着れると思って捨てずに残していましたが、この内容読んで反省しました..
・捨てるものを家族に見せてはいけない
特に捨てるものを母親に見せると、「もったいない」「まだ使える」と言われて母親が引き取ることが往々にしてあるそうです笑
でもそれだと結局ものが減らずに家が片付かないので、そもそも捨てるモノを見せないことを推奨していました。
実家住みの方は要注意ですね..
・家にある全ての服を一箇所に集める
まず、捨てる服を選ぶ前に自分の持つ全ての服を一箇所に集めます。
こうするとほとんどの方が、自分の持ってる服の量に愕然とするそうです笑
多くの人が自分が持っている服の量を把握していないということですね。
近藤さんのお客さんの場合、この捨てる前の段階でトップスだけでも平均160着あるそうです..
・「立てる」は収納のいちばんの基本
重ねる収納は中のものが見えにくく、取り出しにくい上に収納も崩れやすいためだそうです。
ちなみに、僕は今まで洗濯した服をそのまま重ねて収納してました..
そして、下の方の服取り出すのめんどくさくなり、結局上の層にある服しか着ないとかよくやっております..
妻にこの「立てる」収納のこと話すると、「当たり前!」と言われました笑
・靴下は結んではいけない
靴下結ぶとゴムの部分のびて劣化早くなるし、結んだ状態だと収納も崩れやすいためだそうです。(僕はもちろん今まで結んで収納してました。)
本の中では結んだ靴下のことを「じゃがいも」と表現されてました笑
・全てのものの定位置を「一つ残らず決めること」
近藤さんは帰宅するとカバンの中身を全てだし、決まった場所に収納しているそうです。
一見全ての定位置決めることはとても大変そうですが、それらは結局同じカテゴリーなので、選んだときめくモノ同士を近くに収納すればいいだけだそうです。
僕もよく財布がどこにあるか分からなくなり、AirTagに頼っているので、これは頑張って導入していきたいと思います。
総評
自分が片付けが苦手だったためか、本の中で上記以外にもかなり多くの箇所にマーカーを引きました笑
この本読んだ後、まずは自分の持つ服を一箇所に全て置いて見ると、自分の思っていた倍以上はありました..
そして、捨てるスイッチが入って、服だけで30Lのゴミ袋4袋分も捨てました!
まだまだ片付けは道半ばですが、今年中に一気に片付けていきたいと思います。
本の内容としては、片付けのコツはもちろんですが、片付けをすると生活や人生がどう変わるのか?も書かれており、片付けするモチベーションに繋がりました。
僕と同じように片付け苦手な人は一読の価値があると思います!
また夫や奥さんが片付けできなくて困っている、という方はこの本を強制的に読ませてみてもいいかもしれません笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。